太陽光発電・蓄電池の事故データは別記事で整理していますが、自宅の設備が今リコール・無償点検の対象になっていないかは、メーカーからの案内を待つだけでなく、公式窓口で自分から検索して確認できます。本記事では、その確認方法を整理します。

消費者庁は過去に「パワーコンディショナ(太陽光発電システム用)」の重大製品事故を複数回にわたり公表しています。個別の事故内容・原因の解説は太陽光発電の火災リスクを点検にまとめているため、本記事では確認の手順に絞って解説します。

NITE SAFE-Liteで検索する

製品評価技術基盤機構(NITE)は、2024年4月に「事故情報検索」と「リコール情報検索」を統合し、「NITE SAFE-Lite」という1つの検索窓口にまとめました。メーカー名・製品名やフリーワード(日常的な言葉)で検索でき、型式番号が分からなくても利用できます。

型式番号が分かる場合は、保証書・工事説明書・機器本体の銘板に記載されているものを使うと、より絞り込んだ検索がしやすくなります。

出典:製品評価技術基盤機構(NITE)「NITE SAFE-Lite」案内NITE SAFE-Lite(検索窓口)

消費者庁の窓口もあわせて確認する

消費者庁は「リコール情報サイト」を運営していますが、本記事の確認時点では、食料品・家電製品など10カテゴリ構成で、太陽光発電・蓄電池専用のカテゴリはありません。そのため、太陽光発電・蓄電池関連の確認はNITE SAFE-Liteが主な窓口になります。

これとは別に、消費者庁は消費生活用製品安全法にもとづき「重大製品事故」を個別に公表しており、パワーコンディショナ(太陽光発電システム用)を含む事故が過去に複数回公表されています。個別の型式が対象になっていないかまでは本記事の確認範囲では特定できませんでした。気になる場合は公式ページで直接確認してください。

出典:NITE「製品事故情報・リコール情報」消費者庁「リコール情報サイト」消費者庁「消費生活用製品の重大製品事故:パワーコンディショナ(太陽光発電システム用)で火災等」公表例

リコール・無償点検の対象だった場合

対象製品が見つかった場合は、自己判断で分解・作業をせず、設置を依頼した販売店・施工店、またはメーカーの窓口に連絡してください。型式番号・購入時期・設置場所を伝えられるように準備しておくと手続きがスムーズです。

異常を感じた場合の日常のチェックポイントは太陽光発電の火災リスクを点検、パワーコンディショナの経年劣化による交換時期の目安はこちらで確認できます。保証書の読み方・確認すべき項目は太陽光発電の保証はどこを見る?で解説しています。

無償点検・修理の対象外だった場合に見込む交換費用を含めた年間収支は、当サイトの卒FIT後の比較シミュレーターで試算できます。

よくある質問

Q型式番号が分からないと検索できませんか?

ANITE SAFE-Liteはメーカー名・製品名・フリーワードでも検索できます。型式番号が分かればより絞り込みやすくなりますが、必須ではありません。型式番号は保証書・工事説明書・機器本体の銘板に記載されています。

Qリコール・無償点検の対象だと分かったらどうすればいいですか?

A自己判断で作業や分解をせず、まず設置を依頼した販売店・施工店、またはメーカーの窓口に連絡してください。対象製品の型式番号・購入時期・設置場所を伝えられるよう準備しておくとスムーズです。

Qどのくらいの頻度で確認すればいいですか?

A本記事の確認時点で、確認頻度についての公式な推奨は見当たりませんでした。NITEが推奨する定期点検(設置後1年目、その後は住宅用で4年に1度)のタイミングにあわせて確認する、または気になったときに随時検索する方法があります。

本記事はNITE・消費者庁の公表情報にもとづく一般的な情報提供です。リコール・無償点検の対象かどうかの最終確認は、各公式窓口・販売店・メーカーに直接お問い合わせください。特定の施工業者・メーカーを推奨するものではなく、電気工事の設計・実施、個別の投資・税務助言は行いません。