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卒FIT後の売電量と買取金額は、契約先の電力会社が出す書面か、会員サイトのWeb画面で確認します。書面の名前、Webへの切り替え時期、支払いの頻度は会社ごとに違います。
ここでは、公式サイトで原文を確認できた範囲だけを載せます。10社すべての確認方法は確認できていないため、お手元の契約先の案内を優先してください。
会社別に確認できた書面・Web画面
| 電力会社 | 確認できた内容 |
|---|---|
| 九州電力 | 毎月配布の「検針票(購入電力量確認票)」または「ハガキ(購入電力量のお知らせ)」で、買取期間の満了日を確認できる。買取プランは余剰電力量に応じて毎月料金を支払う |
| 東北電力 | お客さまが発電した電気の購入電力量のお知らせには、供給地点特定番号ではなく「受電地点特定番号」が記載される。東北6県と新潟県エリアは上2桁が02。契約種別によって記載位置が異なる場合がある |
| 北陸電力 | 毎月の買取料金のお知らせ(はがき)は2024年4月から書面を廃止。低圧は会員サイト「ほくリンク」、高圧以上は「見エールサービス」で確認する |
| 東京電力エナジーパートナー | 再エネ買取標準プランで、発電設備の容量が10kW未満の場合、購入料金の支払いは年2回 |
出典:九州電力「FIT制度の買取期間満了後の買取」、東北電力「電気ご使用量のお知らせの見方(検針票)」、北陸電力「太陽光発電からの買取」、東京電力エナジーパートナー「再エネ買取標準プラン」
書面からWebへの切り替えに注意
北陸電力は2024年4月から、毎月の買取料金のお知らせ(はがき)をやめ、インターネットでのお知らせに変えています。低圧のお客さまは、会員サイト「ほくリンク」で確認する案内です。
東北電力ネットワークも、2024年4月から、FITの「購入電力量のお知らせ」を専用WEBサイト「検針結果お知らせWEB」に切り替えました。ただし対象は、同社が買取を行う低圧契約のうち2023年度までに認定を取得したものです。卒FIT後に小売電気事業者へ売電している場合にこの案内が当てはまるかは、今回確認できていません。
出典:北陸電力「太陽光発電からの買取」、東北電力ネットワーク「FIT送配電買取分の検針結果等のWEBによるお知らせの開始について」
支払いが毎月とは限らない
東京電力エナジーパートナーの再エネ買取標準プランでは、10kW未満の設備の購入料金は年2回の支払いです。1月分から5月分は6月分に、7月分から11月分は12月分に合算して振り込まれます。同社の案内では、2022年6月分までは毎月の支払いでした。
一方、九州電力は「余剰電力量に応じて、毎月料金をお支払いする」買取プランと案内しています。年2回払いのプランでは、検針票の月と入金の月が一致しません。通帳の入金を見るときは、何か月分の合算かを確認します。
出典:東京電力エナジーパートナー「再エネ買取標準プラン」、九州電力「FIT制度の買取期間満了後の買取」
売電先を変えるときに使う番号
東北電力は、発電した電気の購入電力量のお知らせに記載される「受電地点特定番号」が、電気の販売先を変更する手続きで必要になると案内しています。売電先の変更は買取先の変更手続きで整理しています。書面を捨てずに、番号が分かる状態にしておくと手続きが進めやすくなります。
確認の順番
- 契約先の電力会社を、買取期間満了のお知らせや契約書で確認します。
- 最近届いた書面(検針票、購入電力量のお知らせ)の名前を確認します。届いていなければ、契約先の会員サイトを探します。
- 支払いが毎月か年2回かを、契約先のプラン案内で確認します。
- 売電量が前年の同じ月と大きく違うときは、契約先に問い合わせます。
各社の申込方法と支払い方法の比較は卒FIT買取プランの10社比較、契約期間と支払いの違いは買取の支払いと契約期間の違いで確認できます。
年間の売電収入の目安は卒FIT比較シミュレーターで試せます。
まとめ
- 書面の名前と配り方は電力会社ごとに違います。九州電力は検針票やハガキ、北陸電力は会員サイトです。
- 北陸電力は2024年4月から、買取料金のお知らせの書面をやめました。
- 東京電力エナジーパートナーの10kW未満は年2回払いです。
- 東北電力のお知らせには、販売先変更で使う受電地点特定番号が載ります。
よくある質問
Q卒FIT後の売電量は、どの書類に載っていますか?
A電力会社ごとに書面の名前と配り方が異なります。九州電力は「検針票(購入電力量確認票)」または「ハガキ(購入電力量のお知らせ)」、東北電力は発電した電気の購入電力量のお知らせ(受電地点特定番号つき)と案内しています。北陸電力は書面をやめ、会員サイトで確認する方式です。契約先の案内で確認してください。
Q買取金額の入金が毎月ではないのはなぜですか?
A東京電力エナジーパートナーの再エネ買取標準プランでは、発電設備の容量が10kW未満の場合、購入料金のお支払いは年2回です。1月分から5月分は6月分に、7月分から11月分は12月分に合算して振り込まれます。九州電力のように、余剰電力量に応じて毎月支払う買取プランもあります。
Q紙のお知らせが届かなくなったときは、どこで見ればよいですか?
A北陸電力は2024年4月から毎月の買取料金のお知らせ(はがき)を廃止し、低圧は会員サイト「ほくリンク」で確認する案内です。東北電力ネットワークも、同社が買取を行うFITの購入電力量のお知らせを、2024年4月から専用WEBサイトに切り替えました。ただし東北電力ネットワークの案内は同社が買取を行う分が対象です。卒FIT後の契約先が小売電気事業者の場合の扱いは、契約先に確認してください。
本記事は各電力会社の公開情報にもとづく一般的な情報提供です。書面や画面の名称、支払い時期は契約先とプランで異なります。契約先の案内を優先して確認してください。特定の事業者を推奨するものではありません。