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電気を買う契約では供給地点特定番号、太陽光の電気を売る契約では受電地点特定番号を確認します。どちらも22桁なので、数字の長さだけでは見分けられません。
この記事は、卒FITの売電先変更や電気料金プランの切り替え前に、申込書へ転記する番号を確認するためのものです。契約の可否や個別の申込内容は、契約中の会社と切替先へ確認してください。
2つの22桁番号の違い
東京電力エナジーパートナーの手続き案内は、供給地点特定番号と太陽光の受電地点特定番号を別項目として掲載し、どちらも22桁と示しています。資源エネルギー庁の資料は、受電地点特定番号を発電設備の場所に設定された番号と説明しています。
| 項目 | 供給地点特定番号 | 受電地点特定番号 |
|---|---|---|
| 主に確認する契約 | 家庭が電気を買う契約 | 太陽光などで電気を売る契約 |
| 番号の長さ | 22桁 | 22桁 |
| 使う場面 | 買電先・料金プランの切り替え | 卒FIT後の売電先変更、売電実績サービスの登録 |
| 探す書類・画面 | 電気の検針票、契約中の会社のWeb明細 | 売電の通知・明細、売電実績を確認するWebサービス |
出典:東京電力エナジーパートナー「お手続きサポートガイド」、資源エネルギー庁「本制度における卒FIT電源の取り扱いについて」
電気を買う契約は供給地点特定番号
資源エネルギー庁は、電力会社を切り替える申込みに使うお客さま番号と供給地点特定番号を、現在契約している電力会社の検針票などで確認できると案内しています。
中部電力ミライズの検針票案内では、供給地点特定番号を「供給(受電)地点特定番号」と表記しています。書類に「受電」の文字が含まれていても、電気使用量のお知らせに載る買電側の項目であれば、供給地点特定番号として扱われている場合があります。表記だけで決めず、電気を買う明細か、売る明細かを先に見分けます。
出典:資源エネルギー庁「電力会社の切り替え方法」、中部電力ミライズ「電気ご使用量のお知らせでの確認方法」
買電契約の変更手順は電気の購入契約プランを切り替える手続きで確認できます。
太陽光の売電契約は受電地点特定番号
中部電力パワーグリッドは、受電地点特定番号を、売電開始後に届く「発電設備の連系に関するお知らせ」か、初回料金確定分の検針票で確認できると案内しています。同社の再エネ実績お知らせサービスへ契約を追加するときも、受電地点特定番号を使います。
東京電力エナジーパートナーでは、太陽光の受電地点特定番号を、売電契約がある利用者向けの項目として案内しています。確認できる書類やWebサービスは、現在の売電先によって異なります。
出典:中部電力パワーグリッド「再エネ実績お知らせサービス よくあるお問い合わせ」、東京電力エナジーパートナー「お手続きサポートガイド」
| 会社 | 載っている書類・サービス |
|---|---|
| 東京電力エナジーパートナー | 売電契約がある場合、くらしTEPCO webの「利用明細」で確認できます。売電先が東京電力エナジーパートナー以外の場合は、売電契約をした事業者に問い合わせます。 |
| 東北電力ネットワーク | 太陽光発電などの購入電力量のお知らせに「受電地点特定番号」として記載されます。東北6県と新潟県のエリアでは、上2桁が「02」です。 |
| 中部電力パワーグリッド | 売電開始後に届く「発電設備の連系に関するお知らせ」、または初回料金確定分のみ届く検針票に記載されます。 |
出典:確認日 2026-10-19。東京電力エナジーパートナー「太陽光(売電)の受電地点特定番号を確認したい」、東北電力「電気ご使用量のお知らせの見方」、中部電力パワーグリッドは上記ページ。ほかの会社は表に載せていません。契約先の案内を確認してください。
売電先を変える手順は卒FITの買取先を変更する手続きで確認できます。
設備ID・お客さま番号との見分け方
申込書や明細には、地点特定番号以外の番号も並びます。東京電力エナジーパートナーの案内でも、お客さま番号と2種類の地点特定番号は別項目です。FITの設備IDも、国の認定設備を確認する別の識別情報です。
| 項目名 | 何を確認する番号か | 詳しい確認方法 |
|---|---|---|
| 供給地点特定番号 | 電気を買う地点 | 買電側の検針票・Web明細 |
| 受電地点特定番号 | 電気を売る発電設備の地点 | 売電側の通知・明細・Webサービス |
| お客さま番号 | 契約先の会社が管理する契約 | 契約先の案内で確認 |
| FIT設備ID | 国のFIT認定を受けた設備 | FIT設備IDの調べ方 |
申込み前の確認手順
- 申込みが、電気を買う契約か、太陽光の電気を売る契約かを確認する。
- 申込画面・申込書が求める項目名を、そのまま控える。
- 買電側なら電気使用量の明細、売電側なら購入電力量や売電実績の明細を開く。
- 22桁であることに加え、項目名が一致することを確認して転記する。
- 見つからない場合は、現在の買電先または売電先へ確認する。
番号を確認した後は、現在の売電単価と買電単価を分けて、卒FIT後の年間差額を比較できます。
よくある質問
Q供給地点特定番号と受電地点特定番号は同じ番号ですか?
A同じではありません。供給地点特定番号は主に家庭が電気を買う契約、受電地点特定番号は太陽光などで電気を売る契約の地点を確認するときに使います。どちらも22桁なので、書類の項目名まで確認してください。
Q卒FITの売電先を変えるときは、どちらを使いますか?
A売電先の変更では、受電地点特定番号を確認します。現在の売電先から届いた買取期間満了の案内、購入電力量のお知らせ、売電実績を確認できるWebサービスなどを探してください。
Q電気を買う会社を変えるときは、どちらを使いますか?
A買電契約の切り替えでは、供給地点特定番号を確認します。資源エネルギー庁は、現在契約している電力会社の検針票などで確認できると案内しています。
QFIT設備IDやお客さま番号で代用できますか?
A代用できるとは限りません。設備ID、お客さま番号、供給地点特定番号、受電地点特定番号は別の項目です。申込画面や申込書が求める項目名に合わせて確認してください。
本記事は各社の公開情報をもとに番号の用途と確認順を整理した一般的な情報です。実際の項目名、確認画面、申込方法は契約先によって異なるため、申込先の公式案内でご確認ください。