八千代市の「住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金」では、定置用リチウムイオン蓄電システムが7万円で、すでにある太陽光に後から足す場合も対象です。申請は工事に着工する前に行い、受付は2027年1月29日までです。

この記事は、八千代市の制度だけを扱います。千葉県のリース・PPA向けの補助は千葉県の蓄電池補助(リース・PPA)、他の自治体との比べ方は国・都道府県・市の補助金の比較にあります。

出典:八千代市「住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金のお知らせ」(令和8年度のチラシ)、八千代市住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金交付実施要領(2026年3月30日制定。いずれも2026年10月17日に確認)

補助額と申請期間

市のチラシに載っている補助額の例は、次のとおりです。補助対象になる設備は、市内の住宅に設置する未使用のものです。

設備補助額
定置用リチウムイオン蓄電システム7万円
家庭用燃料電池システム(エネファーム)10万円
V2H充放電設備補助対象経費の10分の1(上限25万円)
電気自動車・PHV15万円(太陽光パネル・V2H併設の場合)
窓の断熱改修補助対象経費の4分の1(上限8万円)

申請期間は2026年4月15日から2027年1月29日までで、予算額に限りがあります。工事を終えたあとの実績報告の提出期限は、2027年2月26日です。2026年8月3日から、窓口の受付時間は午前9時から午後4時30分に変わっています。

蓄電池を足した場合の年間差額と単純回収年数は、卒FIT後の選択肢比較シミュレーターで概算できます。

蓄電システムの対象になる条件

実施要領から、蓄電システムに関わる条件を抜き出しました。卒FITの家庭で確認したいのは、太陽光が既設でもよい点です。

項目実施要領の内容
太陽光発電市への実績報告の日までに住宅用太陽光発電設備が設置されていること。新設・既設は問わない
製品国が令和6年度以降に実施する補助事業の対象機器として、環境共創イニシアチブに登録されているもの
申請者市内に住所がある個人。自分で所有して居住する市内の住宅などに設置する
申請の時期申請の前に着工した人には交付しない
回数1つの住宅に1回まで
財産処分制限期間6年

補助対象経費は、設備本体と工事費から消費税相当額を引いた額です。国などの補助金を充てる場合は、その額もさらに引きます。申請と契約の順序は自治体ごとに違い、その例は蓄電池補助金は契約の前に申請する?で比べられます。

2回目の申請と、リースで入れる場合

蓄電システムの補助は、1つの住宅に1回までです。次のどちらかに当たる場合は、この限りではないと、実施要領に書かれています。

  • 過去に補助を受けた人と、別の世帯の人が設置する場合です。
  • 過去に補助を受けて設置した設備を、財産処分制限期間(6年)を過ぎてから交換・増設する場合です。

設備をリースで入れる場合は、設置する人とリース事業者が共同で補助事業を行います。リース事業者は、月々のリース料から補助金相当額を差し引く形で還元します。蓄電システムには、県の同種の補助金を重複して受けていないことも条件です。

卒FITの家庭は、売電を続けるか、蓄電池を足して自家消費を増やすかを先に決めます。後付けの条件は蓄電池を後付けする条件にあります。

よくある質問

Qすでに太陽光発電がある卒FITの家庭が、蓄電システムだけで申請できますか?

A市の実施要領では、蓄電システムを入れる住宅に、市への実績報告の日までに住宅用太陽光発電設備が設置されていることが条件で、その太陽光は新設でも既設でもよいとされています。蓄電システムだけを入れる場合も、すでに太陽光があれば条件に当たります。

Q工事を始めたあとでも申請できますか?

A実施要領では、申請の前に設置工事に着工した人には補助金を交付しないとされています。契約や工事の前に、申請の手続きを市に確認します。

Q同じ住宅で2回目の蓄電システムの補助を受けられますか?

A実施要領では、蓄電システムの補助は1つの住宅に1回までです。ただし、過去に受けた人と別の世帯の人が設置する場合や、財産処分制限期間(6年)を過ぎて交換・増設する場合は、この限りではないとされています。

Q県の補助金と一緒に受けられますか?

A実施要領の蓄電システムの要件に、自分や同じ世帯の人が県の同種の補助金を重複して受けていないこととあります。県の補助の内容や併用の可否は、県と市の窓口で確かめます。

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本記事は一般的な情報提供で、補助の可否・金額を保証するものではありません。制度は予算・要綱の改定で変わるため、契約や申請の前に八千代市の最新の案内で確認してください。特定の施工業者・製品を推奨するものではなく、電気工事の設計・実施には関与しません。

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