兵庫県姫路市の令和8年度の補助は、契約する事業者の所在地で、蓄電池の補助が1kWhあたり2万円(上限10万円)か1万円(上限5万円)に分かれます。すでに太陽光を設置している家が、蓄電池だけを足す場合も対象です。

受付状況:市のページ(2026年10月9日更新)には「予算の残額が100万円以下」と表示されています。受付期間は2027年1月29日までですが、予算の上限に達した時点で終わります。

出典:姫路市「【令和8年度】姫路市住宅用蓄電システム導入促進事業」、姫路市「【令和8年度】姫路市自家消費型住宅用太陽光発電設備等導入補助金」

補助額と対象の条件

項目内容(令和8年度)
対象の工事太陽光(出力10キロワット未満)と接続する蓄電システムを、新たな太陽光と一緒に、または既設の太陽光に足して設置する。蓄電システムが付いた住宅の購入も対象
補助額(連携市町の事業者と契約)蓄電容量1kWhあたり2万円。上限10万円
補助額(それ以外の事業者と契約)蓄電容量1kWhあたり1万円。上限5万円
対象の蓄電池環境共創イニシアチブ(Sii)の蓄電システム登録済製品一覧に載るもの。申請書には、蓄電池の型式でなくパッケージ型番を書く
申請できる人自ら居住する市内の住宅に設置する個人。設置前であること、姫路市税の滞納がないこと

連携市町は、姫路市、相生市、加古川市、赤穂市、高砂市、加西市、宍粟市、たつの市、稲美町、播磨町、市川町、福崎町、神河町、太子町、佐用町、上郡町です。この区域内に本店、支店その他の営業所がある事業者が、連携市町内の事業者になります。

市のページは、提出した書類のいずれかで連携市町内の営業所が確認できる場合に限り、2万円の区分にすると書いています。見積を取るときは、営業所の所在地が書類に載る事業者かどうかも確かめます。

補助を受けた場合の年間差額と単純回収年数は、卒FIT後の選択肢比較シミュレーターで概算できます。

申請から実績報告までの順序

順番やること注意
1工事の着工日の2週間前までに、補助金交付申請書を出す見積書、市税の滞納無証明書(原本)、身分証の写し、現況写真、配置図とカタログなどを添える
2交付決定通知書を受け取る書類を受け付けてから決定まで、おおむね2週間。着工は通知書の日付以降
3工事を終えて実績報告書と請求書を出す期限は2027年3月31日の午後5時(必着)

申請書は市役所7階の環境政策室へ持参するか、郵送します。受付時間は午前9時から正午と、午後1時から午後5時までです。

交付決定のあとで蓄電システムの容量や型番を変えるときは、着工の前に計画変更承認申請書を出します。承認を受けずに変えて着工すると、交付が取り消されることがあります。容量を増やしても、決定した金額は増えません。

実績報告では、契約書か請求書の写し、領収書の写し、保証書の写し、設置後の写真、住民票の原本などを出します。すでにある太陽光は、保証書、パワーコンディショナーの写真、令和8年4月以降の発電量が分かる資料のいずれかで、設置を示します。

予算と抽選の注意

申請は先着順です。予算の範囲を超えた日に複数の申請があれば、その日の申請者全員を対象に抽選をして、当選した人の申請を受け付けます。市のページは、郵送で申請する場合の注意を載せているため、郵送の前に受付の扱いを窓口で確かめます。

市のページに載る「予算の残額が100万円以下」は、2026年10月9日時点の表示です。この表示のあとで受付が終わっていないかは、申請の前に市の環境政策室へ電話で確かめます。

市の2つの補助の違いと併用不可

姫路市には、蓄電池だけで使えるこの補助のほかに、太陽光と蓄電池を同時に設置する補助があります。2つは併用できません。同時設置の補助は、太陽光だけ、蓄電池だけの設置を対象外としています。

項目蓄電システムの補助(この記事)自家消費型の太陽光等の補助
対象設備蓄電システム。既設の太陽光との組み合わせも可太陽光と蓄電池の同時設置。どちらか一方だけは対象外
申請の受付2027年1月29日まで(予算の上限で終了)2026年8月19日時点で申請受付は終了
契約との順序着工の2週間前までに申請。通知後に着工申請して交付決定を受けたあとに、工事の契約を結ぶ

国の補助の最新状況は蓄電池の補助金の現状で確認できます。

よくある質問

Q卒FITで太陽光がすでにある家は、蓄電池だけで申請できますか?

A申請できます。姫路市のページは、対象を「新たに設置する太陽光」または「既に設置している太陽光発電システムと接続する蓄電システム」と書いています。太陽光の出力は10キロワット未満です。

Q補助額が2万円と1万円に分かれるのはなぜですか?

A契約する工事事業者の所在で決まります。播磨圏域連携中枢都市圏の連携市町に本店や営業所がある事業者と契約すると1kWhあたり2万円(上限10万円)、それ以外は1万円(上限5万円)です。

Q契約や工事を先にしてしまった場合は対象ですか?

A設置前の人が対象で、申請は着工の2週間前までです。工事は交付決定通知書の日付以降に始めます。契約の時期については市のページに記載が見つからないため、契約の前に窓口で確かめます。申請書を出す前には着工しません。

Q自家消費型の太陽光補助とは併用できますか?

Aできません。市の2つの補助は併用不可と、どちらのページにも書かれています。太陽光と蓄電池を同時に新設する補助は、2026年8月19日時点で申請受付が終了しています。

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本記事は一般的な情報提供で、補助の可否・金額を保証するものではありません。制度は予算・要綱の改定で変わるため、契約や申請の前に姫路市の最新ページで確認してください。特定の施工業者・製品を推奨するものではなく、電気工事の設計・実施には関与しません。

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