刈谷市の「住宅用地球温暖化対策設備設置費補助制度」では、リチウムイオン蓄電システムに、設置費用の範囲内で上限15万円が補助されます。対象は、国の補助事業の対象機器として環境共創イニシアチブ(SII)に登録されたシステムです。

この記事は、刈谷市の蓄電池の制度だけを扱います。愛知県の制度は愛知県の蓄電池補助、名古屋市は名古屋市の蓄電池補助、春日井市は春日井市の蓄電池補助で整理しています。

出典:刈谷市「【令和8年度版】住宅用リチウムイオン蓄電システム」(2026年8月3日更新)、刈谷市「環境関係の各種補助金申請状況」(2026年10月23日更新)(いずれも2026年10月24日に確認)

補助額と対象者

補助額は、蓄電システムの設置に要した費用の範囲内で、上限15万円です。千円未満の端数は切り捨てられます。

市の案内ページに書かれている対象者は、市内に住所があり、市が課す税金の滞納がない人で、次のいずれかに当てはまる人です。

  • 自らが居住している市内の住宅に、システムを購入して設置する人。
  • 自らが居住する住宅を市内に新築するとき、システムを購入して設置する人。
  • 自らが居住する目的で、システムが設置されている市内の新築の建売住宅を購入する人。

リース等でシステムの所有権が設置者に移らない場合は、対象になりません。すでに住んでいる家に購入して設置する形が最初に書かれているため、卒FITで太陽光を持つ家庭が蓄電池を足す場合も、この枠で読めます。後付けの条件の一般論は蓄電池を後付けする条件にあります。

蓄電池を足した場合の年間差額と単純回収年数は、卒FIT後の選択肢比較シミュレーターで概算できます。

対象の蓄電池と申請の順序

項目内容
対象システム国の補助事業の補助対象機器として、環境共創イニシアチブ(SII)に登録されているもの
過去に登録された製品令和8年7月31日時点と令和7年度のZEH支援事業の登録済製品一覧に載るシステムも対象
申請の時期工事の着工前。審査に10日から2週間程度かかることがある
実績報告工事完了後に速やかに、かつ令和9年3月31日までに提出
建売住宅売買契約の後から引渡しの前までに申請し、引渡し後に実績報告
申請者交付申請者とシステムの購入・設置者を同じ人にする

申請は郵送または直接、環境推進課へ出します。郵送の場合は追跡できる方法が求められ、書類の提出期限は必着です。契約と申請の順序を自治体ごとに比べるなら、蓄電池補助金は契約の前に申請する?の記事が参考になります。

予算の残りと受付の状況

刈谷市の申請状況ページ(2026年10月23日更新、原則として毎週金曜日に更新)では、令和8年度の住宅用地球温暖化対策設備設置費補助金の当初予算額が7,480万円、予算残額が1,155万9,000円です。

この金額は、蓄電池だけでなく、同じ補助制度の太陽光、エネファーム、HEMSなど住宅用の設備を合わせたものです。蓄電池だけの残額は、ページから分かりません。予算がなくなる前に申請できるかは、環境推進課に確かめます。

よくある質問

Q刈谷市の蓄電池の補助は、いくらまでですか?

Aリチウムイオン蓄電システムの設置に要した費用の範囲内で、上限15万円です。千円未満の端数は切り捨てられます。

Qすでに太陽光発電がある家に、蓄電池だけ設置しても対象ですか?

A市の蓄電システムの案内ページでは、補助の対象者を、自らが居住している市内の住宅にシステムを購入して設置する人などとしています。太陽光と同時に設置することは、蓄電システムの条件として書かれていません。太陽光の有無で扱いが変わるかは、申請前に市の環境推進課に確かめます。

Qどの蓄電池が対象ですか?

A国の補助事業における補助対象機器として、一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)に登録されているシステムです。令和8年7月31日時点の登録済製品一覧と、令和7年度の登録済製品一覧に載っているものも対象とされています。

Q契約や工事は、申請の前と後のどちらですか?

A市の案内ページでは、リチウムイオン蓄電システムの工事着工前に申請するよう求めています。審査には10日から2週間程度かかることがあると書かれています。工事の後は、速やかに、かつ令和9年3月31日までに実績報告書を出します。

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本記事は一般的な情報提供で、補助の可否・金額を保証するものではありません。制度は予算・要綱の改定で変わるため、契約や申請の前に刈谷市の最新の案内で確認してください。特定の施工業者・製品を推奨するものではなく、電気工事の設計・実施には関与しません。

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