名古屋市の蓄電システムの補助は、蓄電容量1kWhあたり1万5千円で、上限は10kWh(最大15万円)です。ただし市の公式ページは、2026年10月9日17時時点で、蓄電システムの受付が予算到達により終了したと案内しています。

この記事は、市の令和8年度「住宅等の脱炭素化促進補助金」のうち、蓄電システム単独の区分を扱います。他地域は国・都道府県・市の補助金の比較、愛知県の補助は愛知県の家庭用蓄電池補助、国の補助金の受付状況は蓄電池の国の補助金の現状で見られます。

出典:名古屋市「令和8年度 住宅等の脱炭素化促進補助」(2026年10月13日更新)、申請の手引き(蓄電システム)(いずれも2026-10-16確認)

補助額と対象の条件

項目内容
補助額蓄電容量1kWhあたり1万5千円(上限容量10kWh。最大15万円)
対象者個人は、設置する名古屋市内の住宅に居住していること(住民票の現住所が設置する住宅)
製品契約または申請の時点で、環境共創イニシアチブ(SII)に登録されているもの。未使用品で、移設品とリース品は対象外
太陽光との関係設置する住宅に太陽光発電設備があること(なければ同時に設置)。太陽光と常時接続し、充電した電力をその住宅で消費すること
併用できない補助一体的導入の補助(蓄電システムを選んだ場合)、ZEH・GX志向型住宅と同時に設置する蓄電システムの補助

たとえば容量が6kWhなら9万円、10kWh以上なら上限の15万円です。令和7年度からの変更点として、補助の上限容量が「上限なし」から10kWhに変わり、太陽光と同時に設置する場合も対象になりました。

卒FIT後の家庭は、太陽光がすでに付いているため、この「太陽光あり」の条件を満たしやすい立場です。蓄電池を後付けする条件は蓄電池を後付けする条件で整理しています。

蓄電池を足した場合の年間差額と単純回収年数は、卒FIT後の選択肢比較シミュレーターで概算できます。

いまの受付状況と残る道

項目内容
募集期間2026年7月1日〜2027年2月12日(消印有効)。必要書類がそろったものから先着順
蓄電システムの予算1,080万円。2026年10月9日17時時点で、予算に達したため受付終了
予算を超えた日の扱い同じ日に複数の申請があれば、公開のくじ引きで決める。書類に不足のある申請は抽選から除く
補欠若干名を募集する場合がある。受付終了後に予算が余った区分があれば、2027年2月12日以降に補欠の中から抽選
予算の流用執行状況により、補助事業の間で予算を流用する可能性がある。その場合は市のウェブサイトで告知

市の公式ページは、断熱窓改修も9月8日に予算到達で受付を終えたと案内しています。一方で、太陽光・HEMS・蓄電システムを一体で導入する区分の受付終了は、公式ページに書かれていません。この記事では、一体的導入の金額や条件までは確認していません。

申請の順番と期限

手順内容
工事・保証開始令和8年度は申請が「工事完了後」。事業完了日は、蓄電システムの保証開始日(または住宅の引渡し日のいずれか遅い日)。2026年4月1日〜2027年2月12日の間に完了している必要がある
交付申請兼実績報告郵送または電子申請。2026年7月1日〜2027年2月12日。1か月ほどで通知が届く
請求書の提出交付決定兼額確定の日から20日以内、または2027年3月31日のうち早い日
振込請求のあと約1か月

補助を受けた蓄電システムは、事業完了日から6年間、適正に管理して運用します。補助を受けられる回数は、区分ごとに1人1回です(異なる住宅に設置する場合は可)。市の窓口は、委託先の受付窓口(052-485-7073、平日9:00〜17:30)です。

手引きの併用できない補助の項には、愛知県の住宅用地球温暖化対策設備導入促進費補助金の名前が続いており、県の補助も併用できない対象に含まれると読める書き方です。併用を考える場合は、窓口で確かめてください。県の補助の中身は愛知県の記事で整理しています。FIT上の届出は卒FIT後の事前変更届出、消防署への届出は蓄電池の消防署への届出で確認できます。

よくある質問

Q名古屋市の蓄電池の補助は、いまも申請できますか?

A市の公式ページは、令和8年10月9日17時時点の予算の消化状況として「予算に達したため、蓄電システムの受付は終了しました」と案内しています。募集期間は2027年2月12日までとされていますが、予算に達した区分は期間中でも受付を終えます。

Q予算に達したあとに、申請できる道は残っていますか?

A手引きには、受付終了後に予算が余った補助区分があれば、2027年2月12日以降に補欠の中から抽選を行うと書かれています。補欠は若干名を募集する場合がある、という書き方です。補欠の受付の有無は、市の公式ページで確かめます。

Q卒FIT後で太陽光がすでに付いている家は対象ですか?

A対象になり得ます。手引きの要件は、蓄電システムを設置する住宅に太陽光発電設備が設置されていること(なければ同時に設置)と、その太陽光と常時接続して、充電した電力をその住宅で消費することです。

Q工事の前に申請が必要ですか?

A令和8年度は、申請の時期が「工事着工前」から「工事完了後」に変わりました。工事を終え、保証が始まったあとに、交付申請書兼実績報告書を出します。

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本記事は一般的な情報提供で、補助の可否・金額を保証するものではありません。制度は予算・要綱の改定で変わるため、申込み前に名古屋市の最新ページと受付窓口で確認してください。特定の施工業者・製品を推奨するものではなく、電気工事の設計・実施には関与しません。

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