久喜市の令和8年度の蓄電池補助は、太陽光との同時導入で蓄電池価格の3分の1を補助する制度と、蓄電池に定額6.5万円を補助する制度の2つで、併用はできません。同時導入の制度は、市民向けの予算残額が6,888万2千円です(2026年10月15日時点)。

補助を引いたあとの年間差額と単純回収年数は、卒FIT後の選択肢比較シミュレーターで概算できます。

どちらの制度も受付期間は令和8年5月18日から12月25日までです。すでに太陽光を載せている卒FIT後の家が蓄電池だけを足す場合は、同時導入が条件の制度は使えません。後付けの考え方は蓄電池を後付けする条件で整理しています。埼玉県内の他の市は川越市、越谷市、埼玉県の記事で確認できます。

出典:久喜市「令和8年度重点対策加速化事業補助金」(更新日2026年10月19日)、久喜市「令和8年度久喜市ゼロカーボン推進補助金」(更新日2026年8月28日)(いずれも2026-10-22確認)

2つの制度の違い

項目重点対策加速化事業補助金ゼロカーボン推進補助金
蓄電池の補助額蓄電池価格の3分の1(市民向けは7kWhまで)定額6.5万円
太陽光1kWあたり7万円(上限7kW)。個人は蓄電池と同時導入が必要定額6万円
予算市民向け8,697万円、残額6,888万2千円、執行率20.8%(2026-10-15時点)1,972万円
受付方法先着順。予算額に達した時点で終了期間終了後に申請額が予算を上回ると抽選
主な要件FIT・FIPの認定を取らない。発電量の30%以上を自家消費。余剰電力は久喜新電力と売電契約引渡しが2026年3月9日から2027年3月8日までの機器

市の公式ページには、重点対策加速化事業補助金とゼロカーボン推進補助金は併用できないと書かれています。

重点対策加速化事業補助金:太陽光と同時でなければ対象外

この制度は国の交付金を使った自家消費型の補助です。手引きは、個人の場合は太陽光発電設備と蓄電池を同時に導入する必要があり、蓄電池のみの導入は補助を受けられないとしています。

  • 蓄電池の条件:原則として太陽光で発電した電気を蓄電し、平時に充放電を繰り返す定置用であることです。停電時だけに使う非常用予備電源は対象になりません。
  • 単価の上限:家庭用(20kWh以下)は、工事費込み・税抜きで1kWhあたり14.1万円です。
  • 売電先:余剰電力は、市が設立した久喜新電力株式会社と売電契約を結ぶことが要件です。
  • 導入後の報告:設置した翌年度から1年間、自家消費量の報告が必要です。

出典:久喜市「申請の手引き(太陽光・蓄電池)」(2026-10-22確認)

着工と申請の順番

  1. 契約:申請の時点で未契約か、2026年4月1日以降の契約であることが条件です。
  2. 交付申請:先着順に受け付けます。
  3. 市の交付決定:書類に不備がなければ交付申請から概ね2週間後です。この前に着工すると補助を受けられなくなります。
  4. 工事と実績報告:2027年2月17日までに実績報告を出せる事業に限られます。

手引きは、交付申請をした時点ではなく、市から交付決定通知書が出た時点が着工の目安だと注意しています。設備は、法定耐用年数が経過するまで補助の目的に沿って使う必要があります。

ゼロカーボン推進補助金:蓄電池に定額6.5万円

こちらは、住宅用の太陽光、エコキュート、V2H、電気自動車など11品目を対象にした補助で、定置型リチウムイオン蓄電池は定額6.5万円です。個人が自分で使う目的で設置し、実績報告の時点で久喜市に住民票がある人が対象です。

設置費用や購入費が補助額に満たない場合は対象外で、中古品とリース物件も対象外です。申請は窓口または郵送で、期限内必着です。受付期間の終了後に申請額の総計が予算額を上回った場合は、先着順ではなく抽選になります。蓄電池だけを申請できるかどうかは、申込み前に市の環境課へ確認してください。

これから蓄電池を考える人の見方

太陽光がすでにある家が蓄電池だけを足す場合、同時導入が条件の制度は使えないため、定額の制度が候補になります。6.5万円は費用全体に比べて小さい金額なので、本体と工事を含めた総額で回収年数を確かめるのが現実的です。国の補助は蓄電池の国の補助金の現状、申請と契約の順番は補助金の申請と契約の順序で整理しています。

よくある質問

Q久喜市には蓄電池の補助がいくつありますか?

A令和8年度は2つあります。太陽光との同時導入を条件に蓄電池価格の3分の1を補助する「重点対策加速化事業補助金」と、蓄電池を含む11品目に定額で補助する「ゼロカーボン推進補助金」です。市の公式ページに、2つは併用できないと書かれています。

Qすでに太陽光がある家に、蓄電池だけを足しても重点対策加速化事業補助金は使えますか?

A使えません。市の手引きに、個人の場合は太陽光発電設備と蓄電池を同時に導入する必要があり、蓄電池のみの導入は補助金を受けられないと書かれています。

Q重点対策加速化事業補助金で、蓄電池の補助額はいくらまでですか?

A蓄電池価格の3分の1で、市民向けは容量7kWhまでが上限です。工事費込み・税抜きの単価に上限があり、家庭用(20kWh以下)は1kWhあたり14.1万円です。

Q工事はいつ始めてよいですか?

A重点対策加速化事業補助金は、申請ではなく市の交付決定が出てからです。書類に不備がなければ交付申請から概ね2週間後とされ、決定前に着工すると補助を受けられなくなります。

Q予算がなくなったらどうなりますか?

A重点対策加速化事業補助金は先着順で、予算額に達した時点で募集を終了します。ゼロカーボン推進補助金は、受付期間の終了後に申請額の総計が予算額を上回った場合、先着順ではなく抽選になります。

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本記事は一般的な情報提供で、補助の可否・金額を保証するものではありません。制度は予算・要綱の改定で変わるため、申込み前に久喜市の最新ページで確認してください。特定の施工業者・製品を推奨するものではなく、電気工事の設計・実施には関与しません。

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