目次
本記事が扱うのは、電気を「買う」契約・プランを切り替える手続きです。卒FIT後の売電先(買取先)の変更は別の手続きです。卒FITの買取先を変更する手続きと卒FIT買取単価の一覧と比較で確認できます。
スポット市場の価格に連動する「市場連動型」を候補にする場合は市場連動型プランの仕組みと契約前の確認点を、契約中の電力会社から撤退の通知が届いた場合は事業撤退時の周知期限と切替手続きを参照してください。
切替前に確認する4点
切替を申し込む前に、次の4点を確認しておくと手続きがスムーズです。切替の申込みに必要なお客さま番号・供給地点特定番号は、現在契約している電力会社から届く検針票等で確認できます。
| 確認項目 | 確認方法の目安 |
|---|---|
| 供給地点特定番号 | 検針票、または現在契約中の電力会社のマイページ等で確認。売電側の受電地点特定番号とは別のため、2種類の22桁番号の違いも確認 |
| 解約金の有無 | 現在の契約内容(契約書・マイページ)で確認。契約によっては解約金が発生する場合がある |
| スマートメーターの設置状況 | 検針票や現在契約中の電力会社への確認で分かる。未設置の場合は交換工事が必要 |
| 契約期間の縛り | 現在の契約内容で確認。契約年数の縛りがある料金プランもある |
手続きの流れ(4段階)
今の電力会社のまま料金プランだけを変える場合も、切替先を変える場合も、申込み先が異なるだけで大枠の流れは同じです。東京電力エナジーパートナーの公式サポートによると、契約中の料金プランの変更はWebの手続きページから申込みができ、Web手続きが難しい場合はカスタマーセンターへの連絡も案内されています。
- 01
現状確認
上の4点(供給地点特定番号・解約金の有無・スマートメーター設置状況・契約期間の縛り)を確認します。
- 02
比較
切替候補のプラン・料金を比較します。
- 03
申込み
切替先の電力会社へ申込みます。方法(Web・電話・窓口等)は各社で異なります。
- 04
切替完了
スマートメーター工事が必要な場合は工事予定日以降、不要な場合は所定の期間後に切替が完了します。
出典:東京電力エナジーパートナー「契約中の料金プランを変更したい」
スマートメーター有無別の所要期間
切替の申込みから完了までの期間の目安は、スマートメーターへの交換工事の要否で変わります。
| スマートメーターの状況 | 所要期間の目安 |
|---|---|
| 設置済み(交換工事不要) | およそ4日程度 |
| 未設置(交換工事が必要) | およそ2週間程度 |
交換工事が必要な場合は、切替先への申込み後、現在契約している地域の電力会社(送配電会社)から工事予定日の連絡が入ります。また、現在契約している電力会社への解約手続きは、利用者の同意にもとづいて切替先の電力会社が代行できるとされており、自分で個別に解約の連絡をする必要は基本的にありません。
すでに設置済みのスマートメーターも、計量法の検定の有効期間(いわゆる電力量計の有効期限)が満了する前に送配電事業者が交換します。有効期間の年数と交換の案内についてはスマートメーターの検定有効期間と交換時期で整理しています。
支払期日を過ぎた場合の延滞利息などは電気料金の支払期日・延滞利息・供給停止の約款上の定めに整理しています。
いまの契約が大手電力の規制料金かどうかを見分ける前提は経過措置料金(規制料金)と自由料金の違いで確認できます。
よくある質問
Q今使っている電力会社のまま、料金プランだけを変更する場合の手続きは?
A東京電力エナジーパートナーの公式サポートによると、契約中の料金プランの変更はWebの手続きページから申込みができ、対応する項目を選んで画面の案内に沿って進めます。Web手続きが難しい場合は、電話の窓口も用意されていることがあります。電話番号と受付時間は電力会社ごとに異なり、変更されることもあるため、検針票や会員向けマイページに載っている契約中の電力会社の窓口で確認してください。
Q別の電力会社に切り替える場合、何を用意すればいいですか?
A切替の申込みに必要なお客さま番号・供給地点特定番号は、現在契約している電力会社から届く検針票等で確認できます。あわせて契約期間の縛りや解約金の有無を契約内容の画面・書面で確認しておくと、切替後に想定外の費用が発生するのを避けやすくなります。
Qスマートメーターが付いていない場合、切替にどれくらい時間がかかりますか?
Aスマートメーターへの交換工事が必要な場合は申込みからおよそ2週間程度、工事が不要な場合はおよそ4日程度が目安とされています。交換が必要な場合は、申込み後に現在契約している地域の電力会社(送配電会社)から工事予定日の連絡があります。
Q解約の手続きは自分で行う必要がありますか?
A現在契約している電力会社への解約手続きは、利用者の同意にもとづいて切替先の電力会社が代行できるとされています。切替先へ申込みをすれば、自分で個別に解約の連絡をする必要は基本的にありません。
売電継続・蓄電池設置・買取プラン変更を同じ条件で比べる考え方も確認できます。売電収入を含めた年間の差額は卒FIT後の比較シミュレーターで試算できます。
関連記事: 夜間料金が安い時間帯別プランの世帯が蓄電池を比べる前の確認点、電化上手から現行プランへ切り替える前の確認点
手続きの詳細・必要書類・所要期間は電力会社・契約内容・地域により異なるため、実際の手続きは契約中または切替先の電力会社に確認してください。特定のプランの推奨や個別の助言はしません。