新座市の蓄電池補助は設置費の31分の18で、1キロワット時あたり9万円までです。個人向けの蓄電池は2026年6月8日に予算上限に達し、10月16日時点の予算残高は0円です。

この記事は、新座市で蓄電池の設置を考えている人が、補助額の計算方法と受付の状況を確かめるためのものです。制度名は「太陽光発電設備等設置費補助金」で、太陽光発電設備も対象にしています。ここでは、個人(自分が住む住宅)の蓄電池だけを扱います。

出典:新座市「令和8年度新座市太陽光発電設備等設置費補助金」(2026年10月16日更新)、同「新座市太陽光発電設備等設置費補助金交付要綱」(2026-10-25確認)

補助額の計算

項目内容
補助率蓄電池の価格と設置工事費の合計(税抜)の31分の18
上限(1キロワット時あたり)9万円
対象の容量(個人)5キロワット時まで
設置費の目安税抜で1キロワット時あたり12万5千円以下となるよう努めること(4,800アンペアアワー・セル未満の蓄電池)

要綱の計算式は、設置費の基準額(1キロワット時あたり)と15万5千円のうち低い方に31分の18をかけ、そこに蓄電容量か5キロワット時のうち低い方をかける形です。15万5千円に31分の18をかけると9万円になるため、上限が1キロワット時あたり9万円です。

たとえば容量が5キロワット時以上の蓄電池で、設置費が1キロワット時あたり15万5千円以上なら、補助額は9万円×5キロワット時の45万円になります。これは要綱の式に当てはめた計算で、市が示した例ではありません。

受付の状況

申請期間は、2026年5月1日から12月10日までです。先着順で、予算の上限に達した時点で、期間中でも受付を終えます。上限に達した日の申請が複数あるときは抽選です。

個人向けの区分予算残高(10月16日15時)
蓄電池(太陽光と同時に設置)0円(当初予算2,038万円)
蓄電池(既設の太陽光に接続して設置)0円
参考:太陽光発電設備52万6千円(当初予算2,070万円)

市は、令和8年6月8日時点で、個人向けの蓄電池は同時設置も既設接続も申請額が予算上限に達したと案内しています。募集を再開するかどうかは、確認した時点で市のページに載っていません。

対象になる主な条件

  • 市内に住所があり、自分が住む住宅に設備を設置する個人であること。
  • 市税を滞納していないこと。
  • 設備が生む環境価値を、その電力を使う人のものにすること。
  • FIT制度またはFIP制度の認定を取得しないこと。
  • 発電した電力の30%以上を、自分で消費すること。
  • 蓄電池は、未使用品で、平時に充放電を繰り返すものであること。停電時だけに使う非常用の予備電源は対象外です。

PPAやリース契約で設置する設備は、対象になりません。ほかの補助制度の対象になっている蓄電池も対象外です。市は、これらのほかにも設備ごとの条件があるとして、「補助金該当チェックシート」で確認するよう案内しています。

出典:新座市「新座市太陽光発電設備等設置費補助金交付要綱」第2条・第3条・第4条(2026-10-25確認)

手続きの順番

市は、契約を交わす前に申請するよう求めています。申請の前に契約した場合は、補助の対象外です。要綱でも、対象設備は交付決定の通知があった日以後に結ぶ契約で設置するものとされています。

設置工事が終わったら、完了報告書を出します。要綱は、完了報告書の提出期限を、交付決定の通知があった日の属する年度の2月10日と定めています。令和8年度に交付決定を受ける場合は、2027年2月10日です。

蓄電池を検討するときの確認点

すでに太陽光がある家への追加は後付けの条件の記事、容量の決め方は容量の選び方の記事で読めます。県の制度は埼玉県の蓄電池補助の記事、国・県・市の補助の比べ方は国・都道府県・市の補助の比較にあります。近隣の市の制度は入間市や上尾市の記事で見られます。家庭の条件での収支は卒FITシミュレーターで試せます。

よくある質問

Q新座市の蓄電池補助はいくらもらえますか?

A蓄電池の価格と設置工事費の合計(税抜)の31分の18が補助額で、1キロワット時あたり9万円が上限です。個人は容量5キロワット時までが対象なので、計算の上では9万円×5キロワット時の45万円が最大です。

Qいま申請できますか?

A申請期間は2026年12月10日までですが、個人向けの蓄電池は6月8日時点で申請額が予算上限に達しており、10月16日時点の予算残高は0円と市のページに書かれています。新しく申請を考える場合は、受付の状況を市に確かめます。

Q契約してから申請しても大丈夫ですか?

Aいいえ。市は、申請前に契約を交わした場合は補助の対象外としています。要綱でも、対象設備は交付決定の通知があった日以後に締結する契約で設置するものとされています。

QリースやPPAで設置した蓄電池は対象ですか?

A対象外です。要綱で、PPAまたはリース契約により設置する設備は対象設備としないと定められています。

蓄電池の記事は蓄電池の記事一覧(選び方・設置の手続き・運転・安全・補助金別)から目的別に探せます。

本記事は一般的な情報提供で、補助の可否・金額を保証するものではありません。制度は予算・要綱の改定で変わるため、申し込み前に新座市の最新の案内で確認してください。次回の再確認は2026年12月を予定しています。特定の施工業者・製品を推奨するものではなく、電気工事の設計・実施には関与しません。

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