大垣市の令和8年度の蓄電池補助は、価格の3分の1以内、上限23万5千円です。ただし対象になるのは、太陽光発電設備と同時に設置する蓄電池です。
制度名は「ゼロカーボンシティ推進設備設置事業補助金」の中の「太陽光発電設備等設置費補助金」で、窓口は生活環境部の環境政策課です。すでに太陽光が付いている卒FITの家が蓄電池だけを足す場合は、この補助では対象になりません。
出典:大垣市「令和8年度ゼロカーボンシティ推進設備設置事業補助金のお知らせ」(市の更新日は2026年4月15日)、同・太陽光発電設備等設置費補助金について(市の更新日は2026年5月15日)。確認日は上の「最終確認」のとおりです。
補助の金額と受付の状況
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 蓄電池の補助額 | 価格(工事費込み・税抜き)の3分の1以内。上限23万5千円 |
| 同時に設置する太陽光の補助額 | 1kWあたり7万円。上限35万円(5kW分) |
| 予定件数 | 蓄電池60件程度、太陽光70件程度 |
| 申請期間 | 2026年5月1日から2027年2月12日。予算に達し次第終了 |
| 申請の方法 | 環境政策課(市役所2階)の窓口へ持参 |
| 実績報告の締切 | 2027年2月26日。事業完了から30日以内 |
この補助は、環境省の交付金を活用しています。件数は「程度」の表記で、市は別ページに令和8年度の残り件数を載せています。申請の前に、最新の受付状況を確かめてください。
蓄電池を足した場合の年間差額と単純回収年数は、卒FIT後の選択肢比較シミュレーターで概算できます。
対象になる人と、蓄電池の条件
対象は、2026年5月1日以降に、申請者本人が住む市内の住宅へ補助対象機器を設置する人です。対象機器の付いた住宅を購入する場合も含まれます。
- 太陽光発電設備と同時に設置する蓄電池であること(蓄電池のみは対象外)
- 蓄電容量の合計が1kWh以上20kWh以下で、未使用品・リース品でないこと
- 平時に充放電を繰り返す前提で、停電時だけに使う非常用予備電源ではないこと
- 国の補助事業の登録済製品一覧(2024年度以降の登録)に載っているか、仕様確認表で要件を示せること
- 国や県の別の補助金を受けないこと。FIT・FIPや自己託送を利用していないこと
- 発電した電力量の30%以上を、その住宅の敷地内で自分で使うこと
最後から2つ目の「FIT・FIPを利用していないこと」が卒FITの家に当てはまるかは、公開されている文面だけでは読み切れません。ただ、蓄電池のみは対象外なので、既存の太陽光に後付けする場合は、この補助の対象にならないと考えるのが基本です。個別の事情は、環境政策課へ確認してください。
金額の計算のしかた
蓄電池の補助は、1kWhあたりの価格(工事費込み・税抜き)の3分の1を、蓄電容量にかけて求めます。計算に使う1kWhあたりの価格は14.1万円までで、それ以上高くても14.1万円として扱われます。
- 蓄電容量は小数点第2位以下を切り捨て、5kWh分までが対象
- 補助額は千円未満を切り捨て
- 上限は23万5千円(4万7千円×5kWh)
市は、1kWhあたりの価格が12.5万円以下になるよう努めることも求めています。ハイブリッド型などで蓄電池に付くパワーコンディショナーの価格は、蓄電池の価格とみなされます。
申請から交付までの流れ
この制度は、契約の前に申請します。順番を逆にすると、補助を受けられません。
- 申請書、誓約書、工事見積書、設置場所の図面、機器の仕様書、電力の使い方の計画書などをそろえ、環境政策課の窓口へ出す
- 申請してから、工事の請負契約を結んで設置する
- 施工代金を全額支払い、事業が完了したら30日以内(遅くとも2027年2月26日)に実績報告書を出す
- 契約書の写し、領収書の写し、保証書の写し、電力会社との契約書類、工事写真などを添える
申請書は窓口での受付です。受付後の書類は、電子手続き申込書を出せばメールや郵送でも出せます。
補助を受けた設備は、法定耐用年数(太陽光は17年、蓄電池は6年)が終わるまで、設備の環境価値をJ-クレジット制度に登録しない決まりです。
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よくある質問
Q大垣市で、すでに太陽光がある家に蓄電池だけ足す場合は対象ですか?
A対象外です。市の案内では、太陽光発電設備、または太陽光発電設備と併せて蓄電池を設置する方が対象で、蓄電池設備のみは対象外と書かれています。蓄電池も、太陽光発電設備と同時に設置するものとされています。
Q蓄電池の補助額はいくらですか?
A蓄電池の価格(工事費込み・税抜き)の3分の1以内で、上限は23万5千円です。1kWhあたりの価格は14.1万円までを計算に使い、5kWh分までが対象になります。補助額は千円未満を切り捨てます。
Q契約してから申請しても間に合いますか?
A間に合いません。市は、必ず工事請負契約の前に申請するよう案内しています。契約後に申請した場合は、補助金を交付できないと書かれています。
Q国の「DR家庭用蓄電池事業」と一緒に使えますか?
A市の案内では併用できます。ただし、その場合に市の補助の対象になるのは太陽光発電設備だけで、蓄電池は市の補助の対象外になります。
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本記事は一般的な情報提供で、補助の可否・金額を保証するものではありません。制度は予算・要綱の改定で変わるため、契約や申請の前に大垣市の最新ページで確認してください。特定の施工業者・製品を推奨するものではなく、電気工事の設計・実施には関与しません。