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停電したら、まず近所も停電しているかを確認します。近所も停電なら電力会社の設備の故障(九州電力送配電の案内)なので復旧を待ち、自宅だけなら分電盤を確認します。九州電力送配電と四国電力送配電は、近所の確認を先に置いて案内しています。関西電力送配電は、自宅だけ消えている場合のブレーカー操作と連絡先を案内しています。

この記事は、太陽光や蓄電池のある家庭を含め、停電したときに慌てず確認する順番を整理するためのものです。操作の可否や安全は住まいの設備で変わるため、迷ったら契約中の送配電会社に連絡してください。

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最初に見るのは近所の様子

九州電力送配電は、停電の際はまず近所を確認するよう案内しています。近所も停電している場合は同社の設備が故障しているため、復旧を待ちます。四国電力送配電も、家の一部か全部か、自宅だけか近所もかを選んで対処法をたどる形で案内しています。

停電の範囲ごとの確認(公式案内で確認できた範囲)
状況考えられることまずすること
近所も停電している電力会社の設備の故障(九州電力送配電)復旧を待つ。停電情報を各社のホームページなどで確認する
自宅だけ停電している分電盤のリミッター・漏電遮断器・安全ブレーカーのいずれかが切れている分電盤を確認する(下の表)
家の一部だけ停電している電球の球切れ、器具の故障、安全ブレーカーが切れた(四国電力送配電)球切れなら新しい球に交換、器具の故障なら電気店へ連絡して修理、安全ブレーカーが切れたなら器具をコンセントから外してつまみを上げる

出典:確認日 2026-10-23。九州電力送配電「電気がつかない時は」、四国電力送配電「ご家庭での停電時の対処方法」

分電盤の3つのスイッチは持ち主が違う

九州電力送配電の案内では、分電盤のリミッター(電流制限器)は同社の設備、漏電遮断器と安全ブレーカーはお客さまの設備です。設備の境目の考え方は引込線の取付点と設備の境目で整理しています。

分電盤のスイッチごとの確認(九州電力送配電の案内)
切れているもの持ち主公式の案内
リミッター(電流制限器)電力会社電気の使いすぎが主な原因。使っている機器の数を減らし、つまみを入れる
漏電遮断器お客さま雷などのショックで切れることがある。安全ブレーカーを全部切り、漏電遮断器を入れ、安全ブレーカーを1つずつ入れる
安全ブレーカーお客さま切れた回路で使っている電気機器のプラグをコンセントから抜いたうえで、ブレーカーを入れる。それでも切れる場合は回路の不良で、電気工事店や保守センターに相談する
3つのどれも切れていない-最寄りの配電事業所(コールセンター)へ連絡する

出典:確認日 2026-10-23。九州電力送配電「電気がつかない時は」。スイッチの名称や並びは住まいによって異なります。

リミッターが切れたときの注意

九州電力送配電は、リミッター機能がメーターに内蔵されている場合、切れた10秒後に自動で再点灯するが、機器の数を減らしていないと再び停電すると案内しています。繰り返し停電すると再点灯できなくなることがあり、その場合は最寄りの配電事業所へ連絡します。

契約アンペアを変えたいときは、電気の契約先(小売電気事業者)へ連絡するよう案内しています。目安や変更の流れは契約アンペアの解説で確認できます。

漏電遮断器が切れたときの操作の順

四国電力送配電は、漏電ブレーカーが切れた場合の操作を次の順で案内しています。九州電力送配電も、同じ順を案内しています。

  1. 分電盤の中の安全ブレーカーを全部下げる。
  2. 漏電ブレーカーのつまみを上げる。
  3. 安全ブレーカーのつまみを1つずつ上げる。

九州電力送配電は、上げる途中で漏電遮断器が切れたら、その回路の安全ブレーカーを切ったままにするよう案内しています。その回路に漏電の恐れがあるためで、ほかの回路は使えるようになります。漏電の疑いが残る回路は、修理を電気工事店などに相談します。

四国電力送配電は、アイロンやヘアドライヤーなどの熱器具を使っている途中で停電したら、必ずスイッチを切ってコンセントからプラグを抜くよう案内しています。

連絡先の例

九州電力送配電は、安全ブレーカーが切れていないのに電気がつかない場合などに、最寄りの配電事業所(コールセンター)へ連絡するよう案内しています。四国電力送配電も、ブレーカーが切れていないのに電気がつかないときは、最寄りの同社へ連絡し、故障の心当たりがあれば伝えるよう案内しています。

公式ページで確認できた連絡の案内
会社案内の内容
九州電力送配電最寄りの配電事業所(コールセンター)。お問い合わせ先は同社ページの一覧で確認する
四国電力送配電最寄りの四国電力送配電。故障の心当たりがあれば伝える
関西電力送配電ブレーカー操作で直らなければ、チャットまたは送配電ダイヤル 0800-777-3081(通話料無料)

出典:確認日 2026-10-23。関西電力送配電「近所の電気は点いているのに、自宅のみ電気が消えているのですが」、ほかは上記の2社のページ。ほかの地域は、契約中の送配電会社の案内を確認してください。

太陽光・蓄電池がある家庭が分けて考えること

上の3社の案内には、太陽光や蓄電池を使った停電時の対応は書かれていません。自立運転の使い方は太陽光の自立運転、停電時に使える機器の違いは停電時の電源の比較で整理しています。

よくある質問

Q近所は電気が点いているのに自宅だけ消えました。まず何を確認しますか?

A分電盤を確認します。九州電力送配電は、リミッター、漏電遮断器、安全ブレーカーのどれが切れているかを見る順で案内しています。関西電力送配電は、ブレーカー操作の動画の手順を試すよう案内しています。

Q近所も停電しているときは、どうすればよいですか?

A九州電力送配電は、同社の設備の故障なので復旧を待つよう案内しています。停電情報は各社のホームページなどで確認できます。

Qリミッターが切れたら、そのまま入れてよいですか?

A九州電力送配電は、使っている電気機器の数を減らしてから、リミッターのつまみを入れるよう案内しています。機器を減らさないと再び停電します。繰り返し切れると再点灯できなくなることもあるため、その場合は同社へ連絡します。

Q漏電遮断器が切れたときの操作は?

A九州電力送配電と四国電力送配電は、安全ブレーカーをすべて切り、漏電遮断器を入れ、安全ブレーカーを1つずつ入れる順を案内しています。入れる途中で漏電遮断器が切れた回路は、漏電の恐れがあるため切ったままにします。

Q契約アンペアを上げたいときは、電力会社に連絡すればよいですか?

A九州電力送配電は、契約アンペアの変更は電気の契約先(小売電気事業者)に連絡するよう案内しています。変更の流れは契約アンペアの解説で確認できます。

本記事は各社の公開情報をもとに、停電時の確認の順番を整理した一般的な情報です。分電盤の形や操作は住まいによって異なります。焦げた臭いや異音があるときなど、安全に不安があるときは操作せず、契約中の送配電会社に連絡してください。