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契約アンペアの大きさは、同時に使用できる電気の量を表します。東京電力エナジーパートナーによると、家庭で最も多い料金メニュー「従量電灯B」では、10アンペアから60アンペアの中から選びます。
今の契約アンペアの確認方法
分電盤に付いている東京電力のアンペアブレーカーの色や数字で確認できます。電気ご使用量のお知らせ(検針票)やWeb検針票にも記載されています。
| ブレーカーの色 | 赤 | 桃 | 黄 | 緑 | 灰 | 茶 | 紫 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 契約アンペア | 10A | 15A | 20A | 30A | 40A | 50A | 60A |
アンペアブレーカーが取り付けられていない場合もあります。わからないときは、契約先の電力会社に問い合わせてください。
機器ごとのアンペアの目安
100Vの場合、100Wで1A、1,000W(1kW)で10Aと考えます。ワットとキロワットの違いはkWとkWhの違いで整理しています。
| 機器 | アンペアの目安 |
|---|---|
| ヘアードライヤー | 12A |
| アイロン | 14A |
| IHジャー炊飯器(5.5合・炊飯時) | 13A |
| 食器洗い乾燥機(100V卓上タイプ) | 13A |
| 掃除機 | 弱2A・強10A |
| ドラム式洗濯乾燥機(洗濯・脱水容量9kg) | 洗濯時2A・乾燥時13A |
| IHクッキングヒーター(200V) | 20〜30A(最大使用時58A) |
各機器を使った場合の想定値です。実際のワット数やアンペア数は、機器の取扱説明書で確認してください。
出典:東京電力エナジーパートナー「主な電気機器のアンペアの目安」
選び方は「いちばん電気を使う場面」に合わせる
東京電力は、同時に多くの電気機器を使う夕食時、冷房を使う夏、複数の暖房を使う冬など、1年で最も電気を使う場面を想定して選ぶよう案内しています。冬の夕食時にキッチンと居間で電気を使うケースの計算例では、50アンペアが契約の目安とされています。
基本料金は契約アンペアごとに決まっています。金額は電力会社と料金プランで異なるため、変更前に契約先の料金表で確認してください。
出典:東京電力エナジーパートナー「ご契約アンペアの選び方」、東北電力「料金プラン・容量の変更」
変更するときの流れ(東京電力の案内)
東京電力エナジーパートナーの案内では、契約アンペアを変更するときはカスタマーセンターに連絡するか、インターネットで申し込みます。一部、インターネットで申し込めない場合があります。
変更前後の契約アンペアが10〜60アンペアの範囲なら、無料で希望の容量に変更されます。アンペアブレーカーが設置されている場合は取り外し工事を行い、変更後はスマートメーターで契約アンペアを設定します。この工事の際は10〜15分程度の停電があります。
契約内容や電気設備の状況によっては、電気工事店による工事が必要になることがあり、その費用は利用者の負担です。60アンペアより大きい契約はカスタマーセンターへの相談になります。集合住宅では、所有者や管理人の承諾が必要な場合があります。季節ごとの変更は受け付けておらず、電気の契約は年間契約が基本とされています。
出典:東京電力エナジーパートナー「ご契約アンペアの選び方」(2026年10月19日確認)
変更するときの流れ(東北電力の案内)
東北電力の案内では、アンペア変更はスマートメーターに内蔵されたブレーカー機能で、利用できるアンペア数の上限を変更することとされています。インターネットで24時間申し込めますが、希望日の3日前までに申し込む必要があります。
希望日には作業員が配線設備を調査する場合があり、所要時間は30分から1時間程度です。工事の際に停電をお願いする場合があります。
変更で変わるのは毎月の基本料金のみです。一時的なアンペア変更は基本的に受け付けておらず、電気の契約期間は1年が基本とされています。
電気機器を足す前の確認
EV用の充電用コンセントやエコキュートのように大きな電気機器を足すと、同時に使う量が増えます。足す前に、いまの契約アンペアと、機器の消費電力を取扱説明書で突き合わせてください。
EV充電用コンセントの補助金は戸建て住宅充電用コンセント補助金、普通充電の出力と時間はEVの普通充電の出力と充電時間を参照してください。従量電灯Bなどアンペア制の料金区分は従量電灯とはで整理しています。
申込方法・期限・対象の契約種別は電力会社ごとに異なります。本記事で確認したのは東京電力エナジーパートナーと東北電力の案内の範囲で、関西電力など他社の取り扱いは契約先の案内で確認してください。
卒FIT後の電気代全体の見通しは、卒FIT後の比較シミュレーターで試算できます。
よくある質問
Q契約アンペアが大きいほど電気をたくさん使えますか?
A契約アンペアは、同時に使える電気の量の上限を表します。東京電力エナジーパートナーは、同時にどれだけの電気機器を使うかが選ぶ際のポイントと案内しています。使う電気の合計量(kWh)を決めるものではありません。
Qアンペアを変えると電気料金のどこが変わりますか?
A東北電力の案内では、アンペア変更で変わるのは毎月の基本料金のみとされています。電力量料金の単価は、アンペア変更では変わらないという趣旨です。
Q夏だけアンペアを上げることはできますか?
A東北電力は、一時的なアンペア変更は基本的に承っていないと案内しています。電気の契約期間は1年が基本のため、電気を最も多く使う時期に合わせて決めることになります。他の電力会社の取り扱いは、契約先の案内で確認してください。
Qアンペア変更に工事は必要ですか?
A東北電力の案内では、配線設備を調査し、希望のアンペアに見合う設備であれば作業員が無料で工事を行うとされています。配線設備の工事が必要な場合は、利用者の費用負担で電気工事会社などを手配します。東京電力エナジーパートナーの案内でも、10〜60アンペアの範囲の変更は無料で、アンペアブレーカーがある場合は10〜15分程度の停電を伴う取り外し工事があります。設備の状況によっては電気工事店による工事が必要になり、その費用は利用者負担です。工事の費用や要否は電力会社と設備の状況によって異なります。
Q東京電力でアンペアを変えるには、どう申し込みますか?
A東京電力エナジーパートナーの案内では、カスタマーセンターへの連絡か、インターネットで申し込みます。一部、インターネットで申し込めない場合があります。60アンペアより大きい契約を希望する場合は、カスタマーセンターへの相談になります。
本記事は一般的な情報提供です。契約アンペアの種類・基本料金・変更手続きは電力会社と料金プランによって異なるため、変更の前に契約先の最新の案内を確認してください。