東海市の「令和8年度住宅用地球温暖化対策設備導入促進費補助金」では、定置用リチウムイオン蓄電システムを単独で入れると上限15万円、太陽光発電施設・HEMSと一体的に入れると上限20万円が補助されます。申請は設置工事の完了後で、窓口か電子申請で出します。
この記事は、東海市の蓄電池の制度だけを扱います。愛知県の制度は愛知県の蓄電池補助、同じ県内の市は常滑市の蓄電池補助、刈谷市の蓄電池補助、名古屋市の蓄電池補助で整理しています。
出典:東海市「令和8年度住宅用地球温暖化対策設備導入促進費補助金」(2026年3月25日更新)、愛知県「住宅用地球温暖化対策設備導入促進費補助金(市町村との協調補助)」(いずれも2026年10月24日に確認)
補助額と対象になる組み合わせ
| 導入の区分 | 設備の組み合わせ | 補助額(上限) |
|---|---|---|
| 単独 | 定置用リチウムイオン蓄電システム | 15万円 |
| 単独 | 電気自動車等充給電設備 | 5万円 |
| 一体的導入 | 住宅用太陽光発電施設、HEMS、定置用リチウムイオン蓄電システム(3つを同時に設置した場合に限る) | 20万円 |
一体的導入の20万円は上限で、太陽電池モジュールの公称最大出力に1kWあたり1万円を掛けた額(最大4万円)に16万円を加えた額です。出力の合計が4kWを超える場合は4kWとして計算し、1,000円未満は切り捨てます。出力の合計が4kW以上なら、4万円に16万円を足して20万円になります。
市の表には、他にHEMS、家庭用燃料電池システム、太陽熱利用システムなどの区分もあります。この表は、蓄電池に関わる区分だけを載せています。
対象者は、自らが所有し居住する市内の住宅(新築を含む)に設備を新たに設置した人などです。第三者が所有する住宅に居住し、所有者の承諾を得て設置した人と、設備が設置された住宅を居住目的で購入した人も含まれます。市税を滞納していないことも条件で、補助は1世帯につき設備ごとに1回限りです。
対象設備は、愛知県の補助金の対象設備である必要があります。対象か分からないときは、工事を始める前に市へ問い合わせるよう書かれています。
蓄電池を足した場合の年間差額と単純回収年数は、卒FIT後の選択肢比較シミュレーターで概算できます。
申請の順序と窓口
| 順序 | 内容 |
|---|---|
| 1. 設置工事 | 設備を設置する。工事の完了日は、設備の保証書に記載された保証の開始日(一体的導入は各設備のうち遅い日)などで決まる |
| 2. 交付申請 | 工事を完了した日から令和9年3月19日までに、申請書と必要書類を提出。窓口(平日9時から16時、生活環境課)か電子申請 |
| 3. 入会申込 | 蓄電池の申請では、交付申請時に「くらしカーボンニュートラルクラブ」の入会申込書も提出 |
郵送やメールでは受け付けられません。工事の完了日が令和8年4月1日から令和9年3月19日までにあることも、対象者の条件です。
申請の前後の順序は、自治体ごとに違います。工事の前に申請が必要な市と比べるなら、蓄電池補助金は契約の前に申請する?の記事が参考になります。
予算と受付の状況
市のページに載る令和8年度の当初予算額は3,516万4,000円です。蓄電池だけでなく、同じ補助金の対象設備すべてを合わせた予算と読めます。
ページに予算の残額の記載は見当たりません。申請前に、市の生活環境課へ受付の状況を確かめます。
市のページには、令和8年度から電子申請を追加し、複数の設備を同時に申請する場合も申請書が1つで済むように様式を変えたとも書かれています。
よくある質問
Q東海市の蓄電池の補助は、いくらまでですか?
A定置用リチウムイオン蓄電システムを単独で入れる場合は上限15万円です。住宅用太陽光発電施設、HEMS、蓄電システムの3つを同時に設置する一体的導入は上限20万円で、太陽光の出力1kWあたり1万円(最大4万円)に16万円を加えた額です。
Q申請は、工事の前と後のどちらですか?
A工事の完了後です。市のページでは、設置工事を完了した日から令和9年3月19日までに交付申請書を出すとされています。工事の完了日は、設備の保証書に記載された保証の開始日などで決まります。
Q申請は郵送やメールでもできますか?
Aできません。窓口に持参するか、市指定の電子申請の申請フォームで出します。市は、書類の不備にも電話やメールで対応できるため、可能な限り電子申請を勧めています。
Q蓄電池の申請で、ほかに必要な手続きはありますか?
A太陽光発電施設、家庭用燃料電池システム、定置用リチウムイオン蓄電システムの補助を申請する人は、同時に「くらしカーボンニュートラルクラブ」への入会申込が必要です。交付申請時に入会申込書を出します。
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本記事は一般的な情報提供で、補助の可否・金額を保証するものではありません。制度は予算・要綱の改定で変わるため、契約や申請の前に東海市の最新の案内で確認してください。特定の施工業者・製品を推奨するものではなく、電気工事の設計・実施には関与しません。