荒川区の令和8年度の蓄電システムの助成は、蓄電容量1kWhあたり5千円で、上限は区内業者から購入した場合15万円、区外業者から購入した場合10万円です。正式には「令和8年度エコ助成事業」の助成項目の1つで、V2H(電気自動車から住宅に給電する装置)も対象です。
同じ事業には、太陽光発電システム(1kWあたり2万円)や家庭用燃料電池(エネファーム)などもあります。東京都の助成は東京都の家庭用蓄電池助成、国と都道府県・市区町村の違いは蓄電池補助金の国・都道府県・市区町村の比較で整理しています。
出典:荒川区「令和8年度エコ助成事業」(更新日2026年10月16日)、荒川区「蓄電システムの手引き」(PDF)(いずれも2026-10-18確認)
助成額と容量別の目安
| 項目 | 内容(令和8年度) |
|---|---|
| 助成額 | 蓄電容量1kWhあたり5千円(千円未満は切り捨て) |
| 上限(区内業者) | 15万円 |
| 上限(区外業者) | 10万円 |
| V2Hの場合 | 電気自動車に積まれた蓄電池の容量1kWhあたり5千円 |
手引きの計算式を当てはめた目安は次のとおりです。容量は、手引きの定めで小数点第3位を四捨五入して使います。
| 蓄電容量 | 計算 | 助成額 |
|---|---|---|
| 5kWh | 5 × 5千円 | 2万5千円 |
| 10kWh | 10 × 5千円 | 5万円 |
| 15kWh | 15 × 5千円 | 7万5千円 |
| 20kWh | 20 × 5千円 | 10万円(区外業者はここが上限) |
| 30kWh以上 | 区内業者の上限で頭打ち | 15万円 |
上限に届くのは、区外業者で20kWh、区内業者で30kWhです。家庭用の容量なら、助成額は容量にほぼ比例して決まります。実際の額は、選ぶ機器の登録値で変わります。
助成を引いた蓄電池の年間差額と単純回収年数は、卒FIT後の選択肢比較シミュレーターで概算できます。
対象機器と申請者の条件
手引きに書かれた機器の条件は、次のとおりです。
- 蓄電池は、国のZEH化等支援事業で補助対象機器として、環境共創イニシアチブ(SII)に登録されているものである
- V2Hは、次世代自動車振興センター(NeV)が認定した充電器のうち、電気自動車の電力を住宅用電源として使えるものである
- V2Hの設置場所が、電気自動車の使用の住所と同じである
個人の場合の申請者は、荒川区内の対象機器を設置した住宅に住民票を置き、その住宅に住んでいる人です。戸建ての所有者・借主、分譲マンションの区分所有者、賃貸の借主も含まれます。
集合住宅を一棟所有する人や管理組合も申請できます。特別区民税・都民税と国民健康保険料を滞納していないことも条件です。助成は、同じ世帯につき各項目1回限りです。
申請の流れと受付期間
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請のタイミング | 施工と支払いが済んでから。設置完了日から1年以内 |
| 受付期間 | 令和8年5月1日(金)から令和9年2月26日(金)まで(当日消印有効) |
| 申請方法 | 蓄電システムは書面。郵送、またはあらかわエコセンター3階の窓口 |
| 提出先 | 環境課環境推進係「エコ助成担当」(荒川区荒川一丁目53番20号 あらかわエコセンター3階)。区役所本庁舎とは異なる |
電子申請を選べるのは、省エネエアコンと省エネ冷蔵庫だけです。蓄電システムは書面で出します。施工業者などによる代理申請も、郵送での申請もできます。
港区のように工事の前に申請して通知を待つ形ではなく、買ったあとに申請する形です。そのため、契約の前に、機器が助成の条件を満たすかを自分で確かめておく必要があります。
申請前に確認する点
- 助成の対象になる費用:機器の本体費用(消費税を除く)だけです。設置の工事費や、古い機器の処分費は含まれません。
- 値引き:本体費用の値引きや、ポイント・クーポンでの値引き分は、助成対象の費用から除かれます。
- 書類の書き方:領収書と内訳書には、本体費用と施工費用の内訳が分かるように書かれている必要があります。宛名と口座の名義は、申請者と同一にします。
- 必要書類:交付申請書、領収書・内訳書の写し、施工後の写真(蓄電池ユニットの全体と型式部分)、カタログ、SIIの登録と容量が分かる資料などです。
- 予算:予算に対して37%(令和8年10月15日現在)で、令和8年10月14日に予算が増額されています。予算額に達すると期間内でも受付が終わります。
申請と契約の順序の違いは蓄電池補助金の申請と契約の順序で整理しています。東京23区の他の例は足立区の蓄電池補助金や杉並区の蓄電池補助金も参照してください。
よくある質問
Q荒川区の蓄電池の補助金は、いくらですか?
A荒川区の公式ページでは、蓄電容量1kWhあたり5千円で、上限は区内業者から購入した場合15万円、区外業者から購入した場合10万円です。千円未満は切り捨てられます。
Q申請は工事の前ですか、後ですか?
A施工と支払いまで終えてから申請します。公式ページは「エコ助成は『施工・支払完了後』に申請する助成金です」と案内しています。機器の設置完了日から1年以内で、受付期間内に書類を出す必要があります。
Q区内業者と区外業者で、助成額はどう変わりますか?
A1kWhあたりの単価は同じで、上限だけが違います。区内業者は、領収書・内訳書の発行者の住所が荒川区内と書かれている業者を指します。
Q予算がなくなることはありますか?
Aあります。公式ページは、予算額に達した場合は受付期間内でも受付を終了するとしています。申請状況は予算に対して37%(令和8年10月15日現在)で、受付中と書かれています。
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補助の可否・金額を保証するものではありません。制度は予算や要綱の改定で変わるため、申請前に荒川区の最新ページで確認してください。特定の施工業者・製品を推奨するものではなく、電気工事の設計・実施には関与しません。