金沢市の令和8年度の蓄電システムの補助は定額10万円で、蓄電容量が合計2kWh以上の定置用が対象です。申請は設置のあとで、期限は保証書に記載される保証開始日から30日以内か、その年度の3月31日の、いずれか早い日です。

この記事は、金沢市(石川県)の個人向けの補助を扱います。県の補助は石川県の蓄電池補助、ほかの地域との比べ方は国・都道府県・市区町村の補助金比較で見られます。

出典:金沢市「住宅用蓄電システムの設置」・金沢市「創エネ・省エネ・蓄エネ設備設置費補助」、石川県「令和8年度 住宅向け太陽光発電設備等普及促進事業費補助金」(いずれも2026-10-24確認)

補助の内容

項目市のページの内容
補助金額10万円
容量・種類蓄電容量の合計が2kWh以上で、定置用であること。蓄電池部に加えて電力変換装置を備えた、一体のシステムであること
太陽光との関係常時、太陽光発電システム等の設備と接続し、その設備が発電する電力を充放電できること
対象者自分が住む市内の住宅に設置する人。PPAまたはリースで設置する事業者も対象
申請の時期設備の設置後
申請の期限保証書に記載される保証開始日から30日以内か、その年度の3月31日の、いずれか早い日(必着)
提出の方法ゼロカーボンシティ推進課の窓口、または郵送(書留・レターパックなど記録の残る方法)
交付の目安申請した月の翌々月中旬ごろ(審査の状況で1か月ほど前後)

申請に必要な書類

市のページに並ぶ書類は、次のとおりです。設置後に申請するため、領収書や保証書は手元に残しておきます。

  • 市の様式:交付申請書と請求書。請求書の振込先は、申請者名義の口座にします。
  • 費用の分かるもの:設置に係る領収書の写しと、その明細(見積書など)。
  • 住所の分かるもの:住民票の写しと住宅地図。PPA・リースの場合は、住民票の代わりに登記事項証明書(3か月以内に発行したもの)を出します。
  • 設備の分かるもの:保証書の写し、蓄電容量が分かるカタログなど、設置後の写真。

PPA・リースの場合は、需要家の住民票の写しと、サービス料金やリース料金から補助金相当額が引かれることの分かる書類(契約書など)も必要です。

石川県の補助との違い

項目金沢市石川県
蓄電池の補助額10万円15万円または補助対象経費の3分の1のいずれか低い方
容量の要件合計2kWh以上5kWh以上
太陽光との関係太陽光発電システム等と接続して充放電できること太陽光発電設備と同時に設置、または設置済みであること
申請の順番設置後に申請県へ交付申請して交付決定を受けたあとに、契約・工事に着手
申請の締切保証開始日から30日以内か3月31日の早い日太陽光が設置済みの場合は2027年1月29日(実績報告は3月31日)

市のページには、石川県太陽光発電設備等共同購入事業との併用は、両方の要件を満たせば可能と書かれています。一方、県の補助との併用は、県のページに「市町の窓口に確認」とあります。両方を考えている場合は、契約の前に市の窓口で確かめます。

卒FITの家庭が読むときの注意

  • 既設の太陽光:市の要件は「太陽光発電システム等の設備と接続」と書かれ、太陽光の同時設置を条件にする書き方はありません。既設の太陽光に蓄電池を足す場合の扱いは、窓口で確かめます。
  • 期限の短さ:保証開始日から30日以内です。工事が終わって保証書を受け取ったら、すぐ書類をそろえます。
  • 県の補助との順番:県は「交付決定のあとに契約・工事」、市は「設置後に申請」で、順番が逆です。県の補助も使う場合は、県の流れを先に守ります。

これから確かめる順番

  • 1. 市のページの最新:補助は予算の範囲内で交付されるため、制度のご案内(PDF)と最新の案内を契約の前に見ます。
  • 2. 県の補助との併用:市の窓口に、県の補助と市の補助を両方使えるかを確かめます。
  • 3. 蓄電池の届出:蓄電池を足す前に、FIT上の事前変更の届出が必要かを確かめます。詳しくは卒FIT後の事前変更届出に書いています。
  • 4. 後付けの条件:パワーコンディショナーとの相性などは蓄電池を後付けする条件で確かめます。

蓄電池を足した場合の年間差額と単純回収年数は、卒FIT後の選択肢比較シミュレーターで概算できます。補助金は試算に含まれません。

よくある質問

Q金沢市の蓄電池の補助額はいくらですか?

A市の「住宅用蓄電システムの設置」のページでは、補助金額は10万円と書かれています。蓄電容量の合計が2kWh以上で、定置用であることなどが要件です。

Q申請は設置の前ですか、後ですか?

A設置のあとです。市の制度のご案内に「補助対象設備設置後の申請です」と書かれています。工事の前に申請して交付決定を待つ石川県の補助とは順番が違います。

Q申請の期限はいつですか?

A蓄電システムの場合は、保証書に記載される保証開始日から30日以内か、その年度の3月31日の、いずれか早い日です。複数の設備を同時に申請する場合は、最も遅い事業の完了日が基準になります。

Qすでに太陽光がある卒FITの家庭でも申請できますか?

A市のページの要件は「常時、太陽光発電システム等の設備と接続し、その設備が発電する電力を充放電できること」と書かれており、太陽光の同時設置を条件とする書き方はありません。既設の太陽光が対象になるかの細かな扱いは、ゼロカーボンシティ推進課(076-220-2507)に確かめると確実です。

Q石川県の補助と両方使えますか?

A県のページには、市町が実施する補助金と併用できるかは市町の窓口に確認するよう書かれています。市のページには、石川県太陽光発電設備等共同購入事業との併用は、両方の要件を満たせば可能と書かれています。

Q補助金はいつ振り込まれますか?

A市のページでは、交付日の目安は申請した月の翌々月中旬ごろで、審査の状況によって1か月ほど前後すると書かれています。

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本記事は一般的な情報提供で、補助の可否・金額を保証するものではありません。制度は予算・要綱の改定で変わるため、契約や申請の前に金沢市の最新ページで確認してください。特定の施工業者・製品を推奨するものではなく、電気工事の設計・実施には関与しません。

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