江東区の令和8年度の蓄電池の助成は、容量1kWhあたり1万円(上限10万円)です。太陽光発電システムと同時に申請すると、1kWhあたり2万5千円(上限20万円)に上がります。正式には「地球温暖化防止設備導入助成」(個人住宅用)の助成対象設備の1つです。

同じ事業には、太陽光発電システム(1kWあたり5万円)や家庭用燃料電池(エネファーム)などもあります。東京都の助成は東京都の家庭用蓄電池助成、国と都道府県・市区町村の違いは蓄電池補助金の国・都道府県・市区町村の比較で整理しています。

出典:江東区「(個人住宅用・集合住宅用)地球温暖化防止設備導入助成」(更新日2026年9月25日)、江東区「令和8年度 地球温暖化防止設備導入助成事業(個人住宅用)」(PDF)(いずれも2026-10-18確認)

助成額と容量別の目安

申請のしかた助成額(令和8年度)上限
蓄電池だけ容量1kWhあたり1万円1設備あたり10万円
太陽光発電システムと同時に申請容量1kWhあたり2万5千円1設備あたり20万円

案内の計算式を当てはめた目安は次のとおりです。容量は小数点第3位以下を切り捨てます。

蓄電池の容量蓄電池だけ太陽光と同時
5kWh5万円12万5千円
7kWh7万円17万5千円
8kWh8万円20万円(上限)
10kWh以上10万円(上限)20万円(上限)

上限に届く容量は、蓄電池だけの申請で10kWh、太陽光と同時の申請で8kWhです。同時申請のほうが、小さい容量で上限に届きます。

太陽光側も、蓄電池と同時に申請すると単価が上がります。1kWあたり5万円(上限20万円)が、同時なら1kWあたり6万円(上限24万円)です。

助成を引いた蓄電池の年間差額と単純回収年数は、卒FIT後の選択肢比較シミュレーターで概算できます。

対象機器と申請者の条件

案内に書かれた蓄電池の要件は、次の2つです。

  • 環境共創イニシアチブ(SII)が補助対象製品として登録しているものである
  • 太陽光発電システムまたは燃料電池装置(エネファーム)と常時接続している

対象の工事は、いずれも施工会社の工事を伴うものです。

申請できるのは、区内に住宅を所有する個人、区内に自分で所有する住宅を求めようとする個人、所有者の同意を得ている居住者です。個人住宅は、独立した住戸が1戸以上4戸以下の建物を指します。

集合住宅の1戸に住み、個人で工事契約を結ぶ場合も、「個人住宅用」として申請します。次の条件も、すべて満たす必要があります。

  • 特別区民税・都民税を滞納していない
  • 設置する住宅の販売・譲渡を目的としていない
  • 申請者が設置工事の契約者で、領収書の名義人で、助成金の振込口座の名義人でもある

助成は、同一住宅につき、設備の種類ごとに過去5年以内で1回限りです(申請した年度も含みます)。

申請の流れと受付期間

項目内容
申請のタイミング工事の着工前。着工後の申請は受け付けない
申請受付期間令和8年4月1日(水)から令和9年3月15日(月)まで(必着)
完了報告の期限令和9年3月31日(水)まで(必着)
申請方法郵送または窓口への提出。窓口では書類の受け取りのみで、新規の申請は紙の提出
提出先温暖化対策課(江東区役所隣 防災センター6階5番窓口)。各出張所では受け付けない

流れは、申請して約1か月で交付決定の通知が届き、そのあとに工事を始めます。工事が終わったら完了報告書と請求書を出します。

完了報告の受付から助成金の確定通知まで約1か月、確定通知から振込みまでさらに約1か月かかります。年度末に近い申請は、完了報告の期限に間に合うかどうかも確かめます。

申請前に確認する点

  • 着工日との順序:書類がそろっていなければ受け付けられず、着工日の前までに必要書類のすべてが必要です。直前の申請は、書類の不備で受け付けられない場合があるとされています。
  • 契約の名義:工事の契約者、領収書の名義、振込口座の名義は、同じ申請者にそろえます。
  • 他の補助金との合計:区の助成と他の補助金の合計が実際の支出を上回るときは、支出から他の補助金を引いた額になります。
  • 手続代理人・施工事業者:公式ページには、東京都環境公社の措置を受けて、対象外とする手続代理人・施工事業者の一覧があります。契約前に最新の一覧を確かめます。

申請と契約の順序の違いは蓄電池補助金の申請と契約の順序で整理しています。東京23区の他の例は港区の蓄電池補助金や荒川区の蓄電池補助金も参照してください。

よくある質問

Q江東区の蓄電池の補助金は、いくらですか?

A江東区の事業の案内では、蓄電池の容量1kWhあたり1万円で、上限は1設備あたり10万円です。太陽光発電システムと同時に申請する場合は、1kWhあたり2万5千円、上限は1設備あたり20万円になります。容量は小数点第3位以下を切り捨てます。

Q申請は工事の前ですか、後ですか?

A工事の着工前です。江東区の公式ページは「工事着工後の申請受付はできません」としています。申請から交付決定まで約1か月かかるため、着工日の1か月程度前の申請が案内されています。

Qすでに太陽光を付けている家でも対象になりますか?

A事業の案内の蓄電池の要件は、SIIに補助対象製品として登録されていることと、太陽光発電システムまたは燃料電池装置(エネファーム)と常時接続していることです。設置済みの太陽光との組み合わせの扱いは、この要件の文面だけでは判断できないため、申請前に江東区の温暖化対策課に確認します。

Q国や東京都の補助金と併用できますか?

A事業の案内では、区の助成金額と他の補助金の合計額が実支出額を上回る場合は、実支出額から他の補助金を差し引いた額になるとされています。合計が費用の範囲に収まるかどうかが分かれ目です。国や都の条件は、それぞれの窓口で確かめます。

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補助の可否・金額を保証するものではありません。制度は予算や要綱の改定で変わるため、申請前に江東区の最新ページで確認してください。特定の施工業者・製品を推奨するものではなく、電気工事の設計・実施には関与しません。

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