中野区の令和8年度の蓄電システムの補助は、定額10万円です。正式には「省エネルギー設備等設置補助金」の対象設備の1つで、令和8年度の前期は予算額に達して受付を終えています。
後期は2026年11月30日午前8時30分から2027年2月28日までの受付で、こちらも残りの予算額に達した時点で締め切られます。東京都の助成は東京都の家庭用蓄電池助成、国と都道府県・市区町村の違いは蓄電池補助金の国・都道府県・市区町村の比較で整理しています。
出典:中野区「省エネルギー設備等の設置に係る費用の一部を補助します」(更新日2026年9月4日)、中野区「令和8年度中野区省エネルギー設備等設置補助金 蓄電システム」(PDF)、中野区「提出書類一覧」(PDF)、中野区「手続の流れ」(PDF)(いずれも2026-10-18確認)
補助額と補助対象経費
| 項目 | 内容(令和8年度) |
|---|---|
| 補助金額 | 10万円 |
| 補助対象経費 | 蓄電システム本体と関係設備の購入費、蓄電システムの設置工事費 |
| 対象になる設置の時期 | 2026年2月1日から2027年1月31日までに設置したもの |
案内PDFに、容量1kWhあたりの単価や上限額の記載はありません。要件を満たせば、容量が4kWhでも大きい容量でも金額は同じ10万円と読めます。
補助を差し引いた実質の費用と回収年数は、卒FIT後の選択肢比較シミュレーターで概算できます。
対象になる条件
案内PDFの補助要件は、次のとおりです。
- 2026年2月1日から2027年1月31日までに設置したものである
- 蓄電池の容量が4kWh以上である
- SII(環境共創イニシアチブ)の登録を受けた機器である(2025年4月1日以降に登録状態にあったもの)
- 太陽光発電設備と接続している
- 新品で、リース品ではない
- 設置後5年以上、所有して使用する
- 建築基準などの関連法令を守っている
補助の対象者は、区民のほか、管理組合等、地縁団体、中小企業などの法人事業者、個人事業主です。この記事は、住まいの蓄電池を検討する区民の場合を扱います。
公式ページは、過去に補助金の交付を受けた設備については申請できないとしています。
申請の流れと受付期間
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 前期 | 2026年5月15日午前8時30分から受付開始。2026年9月4日14時時点で予算額に達し、受付を終了 |
| 後期 | 2026年11月30日午前8時30分から2027年2月28日まで。残りの予算額に達した時点で締め切り |
| 予算額 | 9,145万円(前期・後期の合計)。前期は予算額の約半分の申請を受けた時点、後期は残りの予算額に達した時点で締め切り |
| 申請方法 | 電子申請(交付申請フォーム) |
流れは、設備の設置、申請書類の作成、電子申請、区による審査、交付決定通知書の送付、請求書類の電子申請、補助金の振込みです。
審査は1か月から2か月ほど、請求後の振込みも1か月から2か月ほどが目安として示されています。交付決定通知書は申請者本人宛に郵送され、申請を代行した人には通知されません。
前期は、2026年5月15日の受付開始から9月4日までに予算額へ達しました。後期の受付開始日に間に合うよう、書類は前もってそろえておきます。
蓄電システムの提出書類
提出書類一覧の蓄電システム(B)の項目は、次の5つです。
- 形式と性能が分かる書類:製造者が出した製品カタログや仕様書
- 補助対象設備であることの確認書類:SIIの登録済み製品一覧のコピー
- 太陽光との連携が分かる書類:発電した電力が蓄電池に蓄えられていることが分かる、モニタリング画面の写真など
- 設置状況の写真:蓄電池ユニット全体と設置状況が分かるカラー写真(撮影日を記載)
- 形式と製造番号の写真:蓄電池ユニットの形式と製造番号が書かれた部分の写真(撮影日を記載)
このほか、申請書、経費の内訳書、設置証明書、領収証明書などの様式があります。公式ページには、提出時のチェックリスト(蓄電システム用)も置かれています。
公式ページには、火災や浸水などの被害を受けた太陽光・蓄電システムには近づかず、専門業者に任せるようにという注意もあります。安全面は蓄電池の記事一覧の安全の項目で読めます。
申請と契約の順序の違いは蓄電池補助金の申請と契約の順序で整理しています。東京23区の他の例は新宿区の蓄電池補助金や江東区の蓄電池補助金も参照してください。
よくある質問
Q中野区の蓄電池の補助金は、いくらですか?
A中野区の案内PDFでは、蓄電システムの補助金額は10万円です。容量に比例する計算ではなく、要件を満たす設備1件あたりの定額として書かれています。補助対象経費は、蓄電システム本体と関係設備の購入費、設置工事費です。
Q今から申請できますか?
A公式ページ(2026年9月4日更新)によると、令和8年度の前期は予算額に達したため受付を終了しています。後期は2026年11月30日午前8時30分から2027年2月28日まで受け付けますが、後期も残りの予算額に達した時点で締め切られます。
Q容量は何kWh以上ですか?
A4kWh以上です。このほか、SII(環境共創イニシアチブ)に登録された機器であること、太陽光発電設備と接続していること、新品でリース品ではないことなどが要件です。
Q申請は紙ですか、電子ですか?
A電子申請です。交付申請フォームと、交付決定後に使う請求申請フォームが、公式ページから案内されています。
蓄電池の記事は蓄電池の記事一覧(選び方・設置の手続き・運転・安全・補助金別)から目的別に探せます。
補助の可否・金額を保証するものではありません。制度は予算や要綱の改定で変わるため、申請前に中野区の最新ページで確認してください。特定の施工業者・製品を推奨するものではなく、電気工事の設計・実施には関与しません。