浜田市の蓄電池の補助は上限20万円、出雲市は上限5万円です。どちらも、太陽光発電を同時に設置するか、すでに設置している住宅が対象です。申請は先着順で、予算に達すると終わります。
島根県は、県が申請者に直接補助するのではなく、市町村を通じて補助する形をとっています。県の一覧で蓄電池に補助事業ありの市に入っている浜田市と出雲市を、市の公式ページで確かめました。蓄電池だけの設置も対象の市は松江市の蓄電池補助で説明しています。県の制度の全体像は蓄電池の補助金の現状にあります。
出典:浜田市「令和8年度 浜田市再生可能エネルギー設備導入支援事業補助金の募集について」(市の更新日は2026年4月1日)、出雲市「令和8年度『出雲市再生可能エネルギー設備等導入補助金』について」(市の更新日は2026年10月2日)、島根県「令和8年度 再生可能エネルギー設備等導入支援事業にかかる各市町村補助事業一覧」(いずれも2026-10-17確認)
2市の蓄電池補助の比較
| 項目 | 浜田市 | 出雲市 |
|---|---|---|
| 補助額 | 上限20万円(設置費用の範囲内)。補助対象者が39歳以下は上限40万円 | 設置費用の全額(千円未満切捨て)、上限5万円 |
| 太陽光との関係 | 住宅用太陽光発電設備と同時に設置するか、設備の要件を満たす太陽光をすでに設置していること | FITの認定を取る住宅用太陽光の条件を満たす設備を設置していること(同時設置を含む)。同時に設置する必要はない |
| 機器の条件 | 据置型で、蓄電容量が1キロワットアワー以上のリチウムイオン蓄電池部と変換装置を備えるもの。未使用品 | 蓄電容量が1キロワットアワー以上のリチウムイオン蓄電池部と変換装置を備え、太陽光の電気を繰り返し蓄えて住宅で使うもの。中古品は対象外 |
| 申請者 | 市内に住所があり、市税の滞納がなく、市内の自分が所有して住む家に設置する個人(設備付き家屋の購入を含む) | 市内の住宅に設置する人。市税の滞納がないことの証明書が要る |
| 購入・工事 | 市内の事業者による購入・設置工事 | 購入先は市内に事業所を置く事業者(市内事業者が下請けで施工する場合も対象) |
| 申請の時期 | 工事着手の14日前までに申請 | 令和8年4月1日以降に契約し、交付決定の後に着工 |
| 実績報告 | 令和9年2月15日までに提出 | 事業完了日から60日以内か令和9年2月19日のいずれか早い日まで |
| 受付の状況 | 先着順。予算総額に達した時点で終了 | 先着順。予算に対する申請額の割合は37%(令和8年9月30日時点) |
どちらの市も、島根県の再生可能エネルギー設備等導入支援事業補助金を使った補助だと書いています。申請先として案内されているのは各市の窓口です。
浜田市:上限20万円、39歳以下は40万円
浜田市は、蓄電池の補助額を上限20万円(設置費用の範囲内)としています。補助対象者が39歳以下のときは、上限が40万円に上がります。
- 太陽光の条件:太陽光を同時に設置するか、補助の設備要件(公称最大出力10キロワット未満、固定価格買取制度の認定など)を満たす設備をすでに設置している必要があります。
- 既設の太陽光に足す場合:電力会社との電力受給契約書の写しを出します。
- 申請の時期:必ず工事着手の14日前までに申請します。設備付きの家屋を買う場合は、売買契約を結ぶ14日前までです。
- 実績報告:令和9年2月15日までに提出します。
出雲市:上限5万円、交付決定の後に着工
出雲市は、蓄電池を設置費用の全額(千円未満切捨て)で上限5万円としています。市のページには、太陽光の設備を設置していること(同時設置を含む)が条件で、同時に設置する必要はないと書かれています。
- 契約と着工:令和8年4月1日以降に契約したものが対象で、交付決定の後に着工します。
- 申請:市のオンライン申請で行い、書類がそろった時点で受付になります。市税の滞納がないことの証明書は原本を出します。
- 既設の太陽光に足す場合:太陽光発電からの電力受給契約のお知らせの写しが要ります。
- 追加募集:予算に達した場合の追加募集は、市のホームページなどで知らされます。
蓄電池を足した場合の年間差額と単純回収年数は、卒FIT後の選択肢比較シミュレーターで概算できます。補助金は試算に含まれません。
卒FITの家庭が確かめる順番
- 1. 太陽光の条件:すでに設置している太陽光がFITの認定を受けた設備として扱われるかを、各市の窓口に確かめます。卒FITの設備が要件を満たすかは、確認したページに書かれていません。
- 2. 申請の順番:浜田市は工事着手の14日前まで、出雲市は交付決定の後に着工する順番になっているかを、販売会社に確かめます。
- 3. FITの届出:蓄電池を足す前の届出は、卒FIT後の事前変更届出で確かめます。
- 4. 後付けの条件:パワーコンディショナーとの相性などは、蓄電池を後付けする条件で確かめます。
よくある質問
Q太陽光パネルがない家でも、蓄電池だけで申請できますか?
A浜田市・出雲市とも、蓄電池だけでは申請できません。どちらの市のページにも、太陽光発電設備を同時に設置するか、すでに設置している住宅が対象と書かれています。単独設置も対象の松江市とは条件が違います。
Q浜田市と出雲市で、補助額はどれだけ違いますか?
A浜田市は上限20万円(設置費用の範囲内)で、39歳以下の人は上限40万円です。出雲市は設置費用の全額で上限5万円です。
Q申請はいつまでにすればよいですか?
A浜田市は、工事着手の14日前までに申請します。出雲市は、令和8年4月1日以降に契約し、交付決定の後に着工したものが対象です。どちらも先着順で、予算に達すると受付が終わります。
Q実績報告の期限はいつですか?
A浜田市は令和9年2月15日までに提出します。出雲市は、事業完了日から60日以内か令和9年2月19日のいずれか早い日までです。
Q県の補助とは別に申請しますか?
A確認したどちらの市のページも、申請先は各市の窓口で、県への別の申請は案内されていません。どちらのページにも、島根県の再生可能エネルギー設備等導入支援事業補助金を使った補助だと書かれています。
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本記事は一般的な情報提供で、補助の可否・金額を保証するものではありません。制度は予算・要綱の改定で変わるため、契約や申請の前に浜田市・出雲市の最新ページと交付要綱で確認してください。特定の施工業者・製品を推奨するものではなく、電気工事の設計・実施には関与しません。