下関市の令和8年度の蓄電池補助は、対象経費の5分の1と「1kWhあたり2万円×蓄電容量」のうち少ない方の額(上限20万円)で、前期・後期とも受付は終了しています。後期は申請額が予算を超えたため、2026年10月6日の抽選で審査の順番が決まりました。

この記事は、下関市の「スマートハウス普及促進補助金」を扱います。他の地域との比較は国・都道府県・市区町村の補助金比較で見られます。

出典:下関市「令和8年度後期下関市スマートハウス普及促進補助金について(交付審査順の決定)」(市の更新日は2026年10月7日)、下関市「下関市脱炭素先行モデル地区設備導入支援(住宅対象)補助金」(市の更新日は2026年8月24日)(2026-10-18確認)

補助の内容

項目市のページの内容
補助額次のうち少ない額(上限20万円)。(1) 補助対象経費の5分の1、(2) 蓄電容量1kWhあたり2万円を掛けた額。1,000円未満は切り捨て
対象のシステム定置用リチウムイオン蓄電システム。新品で、国の定置用リチウムイオン蓄電池導入支援の指定機器。太陽光発電システムと連系する(予定を含む)。既存設備の置換・増設ではない
対象の人市民または市民となる予定の個人。自分が居住(予定を含む)する住宅に、自分で購入・所有する設備を置く(リース不可)。市税の滞納がない
申請の時期設置工事の着手前
今年度の対象外燃料電池コージェネレーション、HEMS、V2H充放電設備は今年度は補助なし

補助額の決まり方の例です。経費が100万円で蓄電容量が5kWhなら、5分の1は20万円、容量による額は10万円なので、少ない方の10万円になります。この例は計算の説明用で、実際の額は市の審査で決まります。

前期・後期の日程と抽選

項目前期後期
申請の受付2026年4月1日〜4月30日(必着)2026年9月1日〜9月30日(必着)
抽選の日2026年5月11日(予定)2026年10月6日
予算300万円300万円(予定。前期の状況で変わることがある)
事業の完了と報告の期限2026年9月30日2027年2月26日

受付期間内の申請額が予算を超えると、抽選で審査の順番を決めます。抽選で決まった順に審査し、交付額の合計が予算を超えたところから後の申請には交付しません。抽選の結果によっては、補助を受けられない場合があると市のページに書かれています。

審査の結果は、抽選日から2週間をめどに、交付決定通知書か不交付決定通知書で届きます。交付決定の通知が届いてから設置工事に着手します。

唐戸・あるかぽーとエリアの別の補助

市にはもう一つ、「脱炭素先行モデル地区設備導入支援(住宅対象)補助金」があります。対象は、あるかぽーと・唐戸エリアにある住宅で、蓄電池は導入・リース・電力販売の形で補助率が3分の2、上限金額の定めはないと書かれています。

  • 受付期間:2026年4月23日から12月25日まで。設備ごとの予算に達し次第終了します。
  • 併用:導入する設備について、国・県・市のほかの補助を受けていないことが条件です。
  • 受付の状況:2026年8月24日時点で、蓄電池は「枠あり(予算残30%以上)」と書かれていました。

対象エリアは中之町、唐戸町、南部町の一部、観音崎町の一部、岬之町の一部、あるかぽーとです。お住まいがこのエリアにあるかは、市のページの図で確かめます。

これから確かめる順番

  • 1. 次年度の受付:下関市の環境政策課のページで、令和9年度の募集の案内が出ていないか確かめます。
  • 2. 唐戸エリアの該当:お住まいが先行モデル地区の対象エリアなら、12月25日までの受付状況を確かめます。
  • 3. 蓄電池の届出:蓄電池を足す前に、FIT上の事前変更の届出が必要かを確かめます。詳しくは卒FIT後の事前変更届出に書いています。
  • 4. 後付けの条件:パワーコンディショナーとの相性などは蓄電池を後付けする条件で確かめます。

蓄電池を足した場合の年間差額と単純回収年数は、卒FIT後の選択肢比較シミュレーターで概算できます。補助金は試算に含まれません。

よくある質問

Q蓄電池の補助額はいくらですか?

A次の2つのうち少ない方の額で、上限は20万円です。(1) 補助対象経費の5分の1、(2) 蓄電池部の蓄電容量1kWhあたり2万円に容量を掛けた額。1,000円未満の端数は切り捨てです。

Q令和8年度の申請は、もう間に合いませんか?

A市のページでは、前期(4月1日〜4月30日)も後期(9月1日〜9月30日)も受付は終了したと書かれています。後期は申請額が予算を超えたため、2026年10月6日に抽選会を行い、審査の順番を決めました。次年度以降の受付は、市のページで確かめてください。

Q抽選に外れたらどうなりますか?

A抽選で決めた順に審査し、交付額の合計が予算の範囲を超えたところから後の申請には交付しないと書かれています。前期で不交付になった人は、後期の要件を満たしていれば後期に申請できました。

Q工事はいつ始められますか?

A要件に「設置工事の着手前であること」があり、交付決定通知書が届いてから設置工事に着手するよう案内されています。着手前に市職員が現地を確認する場合があるとも書かれています。

Qすでにある設備の入れ替えも対象ですか?

A対象システムの条件に「既存設備の置換または増設でないこと」があります。新品で、国の定置用リチウムイオン蓄電池導入支援の指定機器であること、太陽光発電システムと連系する(予定を含む)ことも条件です。

Q卒FITの家庭は対象ですか?

A卒FITかどうかを直接定めた記載は、確認したページにはありません。太陽光発電システムと連系し、または連系する予定であることが条件のため、すでに太陽光がある家庭が新しく蓄電池を足す場合は、この条件と「増設でない」条件の読み方を市の環境政策課に確かめてください。

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本記事は一般的な情報提供で、補助の可否・金額を保証するものではありません。制度は予算・要綱の改定で変わるため、契約や申請の前に下関市の最新ページで確認してください。特定の施工業者・製品を推奨するものではなく、電気工事の設計・実施には関与しません。

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