宮城県の令和8年度は、蓄電池に1件4万円の定額の補助があり、太陽光を新しく付けない蓄電池も申込みの対象として扱われています。いまの受付は一次と二次が終わっていて、次は三次(11月24日〜12月4日)です。
この記事は宮城県の蓄電池の補助だけを扱います。他の都道府県との比較は国・都道府県・市の補助金の比較、国の補助金の受付状況は蓄電池の国の補助金の現状、太陽光に蓄電池を後付けできるかは蓄電池を後付けする条件で見られます。
出典:宮城県「スマートエネルギー住宅普及促進事業補助金」(県ページの掲載日は2026年5月13日)、一般財団法人宮城県建築住宅センター「スマートエネルギー住宅普及促進事業補助金」(いずれも2026-10-15確認)
三つの募集期間と、それぞれの対象
令和8年度は年3回の募集です。受付期間のほかに、設備の引渡日によって申し込む回が決まります。蓄電池の基準日は引渡日です。
| 募集 | 受付期間 | 対象になる引渡日 | 状況 |
|---|---|---|---|
| 一次 | 令和8年5月25日〜6月5日 | 令和7年12月1日〜令和8年5月31日 | 受付終了 |
| 二次 | 令和8年9月28日〜10月9日 | 令和8年6月1日〜9月30日 | 受付終了 |
| 三次 | 令和8年11月24日〜12月4日 | 令和8年10月1日〜11月30日 | 受付開始前 |
10月以降に蓄電池の引渡しを受けた家庭は、三次の対象です。9月30日までに引渡しを受けた分は二次の対象でしたが、すでに終了しています。
各募集の申請総額が予算額を上回ったときは、抽選で交付の対象者を決めます。三次の予算額は7,305万円と公表されています。この予算額が蓄電池だけの枠か、全設備の合計かは、公式ページから判別できません。
蓄電池の補助額と申込みの条件
- 補助額:蓄電池は1件4万円です。容量や費用に応じた変動はなく、定額です。
- SII登録製品:申込み段階で、SIIの補助対象商品として公開されている蓄電池が条件です。
- 申込みの方法:所定の申込書(様式第1号)を、メールか郵送で出します。受付期間の最終日17時を過ぎて届いたものは受け付けません。
- 申込先:宮城県建築住宅センター 性能評価課(電話 022-265-3605、平日9:00〜12:00・13:00〜16:00)です。
同じ住所の重複申請は認められず、蓄電池を2台付けても1台分だけです。同じ住宅で蓄電池の補助を受けられるのは1回までで、故障や災害で新品に交換しても再度は申し込めません(住宅の建て替えを除く)。
太陽光がすでにある家庭が確認する点
蓄電池だけを足す場合は、抽選のあとに「太陽光受給契約確認書」の写しを出します。売電の契約を結んだことがない場合は、系統連系の状況がわかる書類などで代わりにします。出せないときは、理由を問わず交付されません。
提出する確認書は、すでに契約期間が満了したものでもよいとされています。固定価格の期間が終わった卒FIT家庭でも、手元の書類で足りる可能性があります。
他の補助金とは重複して使えます。公式ページには、仙台市の家庭向け省エネ補助(仙台市の太陽光・蓄電池・V2H補助は仙台市の記事で整理しています)、市町村の太陽光補助、国のみらいエコ住宅2026事業、先進的窓リノベ2026事業が挙がっています。それぞれの申請条件と受付期間は別なので、各制度のページで確認します。
蓄電池を足した場合の年間差額と単純回収年数は、卒FIT後の選択肢比較シミュレーターで概算できます。
申込み前の注意点
- 再申込みはできません:一度申し込んだ区分は、落選した場合も再申込みを受け付けません。
- 二世帯住宅:建築基準法上の長屋で、各世帯主が登記上の所有者であれば、世帯ごとに1台まで申請できます。
- 書類の詳細:必要書類の一覧は、実施機関が配る手引きで確認します。この記事では手引きの本文までは確認していません。
蓄電池を後付けするときのFIT上の届出は卒FIT後の事前変更届出、消防署への届出は蓄電池の消防署への届出で整理しています。V2Hの補助はV2H充放電設備の補助金を参照してください。
よくある質問
Q宮城県の蓄電池補助金は、太陽光を新しく付けないと使えませんか?
A実施機関のよくある質問では、太陽光の新設を伴わない蓄電池も申請できる扱いです。その場合は抽選のあとに、太陽光の受給契約確認書の写しを出す必要があります。売電の契約を結んだことがない場合は、系統連系の状況がわかる書類などで代わりにします。
Q卒FITで売電契約が終わっていても、確認書は使えますか?
A実施機関のよくある質問に、提出する確認書は既に契約期間を満了したものでも差し支えないと書かれています。卒FITで固定価格の期間が終わった家庭も、契約期間満了後の書類で足りる扱いです。細かい様式は手引きで確認してください。
Q一次や二次で落選した場合、同じ区分で申し込み直せますか?
A実施機関のよくある質問では、抽選の結果で審査対象にならなかった場合を含め、一度申し込んだ申込区分の再申込みは受け付けないと書かれています。どの募集に申し込むかは、設備の引渡日と対象基準日を見て決めます。
QSIIの対象商品かどうか、申込みのあとに確認でもよいですか?
A実施機関のよくある質問では、蓄電池は申込み段階で、SII(環境共創イニシアチブ)の補助対象商品として公開されていることが条件です。公開されていない場合は申し込めないとされています。
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本記事は一般的な情報提供で、補助の可否・金額を保証するものではありません。制度は予算・要綱の改定で変わるため、申込み前に宮城県と実施機関の最新ページ、手引きで確認してください。特定の施工業者・製品を推奨するものではなく、電気工事の設計・実施には関与しません。