長野県塩尻市の令和8年度の補助は、太陽光発電設備とつながる4キロワットアワー以上の蓄電池に、容量によらず1件10万円を交付します。対象は築1年以上の既存住宅です。
受付状況:先着順の受付は2026年4月14日に始まり、2026年9月29日に終了しました(市のページの2026年9月29日更新時点)。この記事は、次の年度に備えて令和8年度の条件を整理したものです。
出典:塩尻市「令和8年度 既存住宅用太陽光パネル・蓄電池設置費の補助について」、塩尻市「令和8年度 既存住宅用太陽光発電設備等設置促進事業補助金 制度案内(PDF)」
金額と対象の条件
| 項目 | 内容(令和8年度) |
|---|---|
| 対象の蓄電池 | 蓄電容量が4キロワットアワー以上の定置型蓄電池。新しく購入するもので、国の戸建住宅ZEH化等支援事業の対象製品として登録されているもの |
| 太陽光との関係 | 太陽光発電設備と常時接続していて、その電気を充放電して住宅で使えるもの |
| 金額 | 1件10万円の定額。同じ設備への交付は、同じ年度内に1回限り |
| 対象の住宅 | 自ら居住する市内の住宅。申請日の1年以上前に建築が完了している既存住宅 |
| 契約の時期 | 蓄電池の設置工事の契約日が、令和8年4月1日以降 |
金額は定額なので、容量を大きくしても増えません。令和8年度から、FITで売電するという要件はなくなりました。
申請できる人は、市税などの滞納がなく、申請した年度内に設置を終えられる人です。1年間「環境家計簿」に取り組み、市に提出することも条件です(起点は、市のページでは設置後、制度案内では交付後と書き方が分かれています)。
補助を受けた場合の年間差額と単純回収年数は、卒FIT後の選択肢比較シミュレーターで概算できます。
申請は工事の前、先着順
申請は、設備を設置する前に出して交付決定を受けます。交付決定には2週間ほどかかるため、市は工事着工の2週間前までに書類を出すよう案内しています。
交付決定の前に工事を始めたものと、すでに設置したものは、補助の対象になりません。受付は先着順で、窓口への提出が基本です(郵送は受け付けない)。
| 段階 | 出すもの・期限 |
|---|---|
| 交付申請(工事の前) | 見積書の写し、設置予定場所の位置図、予定箇所のカラー写真と平面図、市税等の完納証明書、工事請負契約書等の写し、仕様書またはカタログ、建物の所有者と建築年月日が分かる書類 |
| 実績報告(工事のあと) | 領収書の写しと領収内訳書、設置状況のカラー写真、請求書。期限は、設置が完了した日から30日以内か、交付決定をした年度の3月末日の早いほう |
蓄電池は、国のZEH化等支援事業に登録されたシステム型番と、蓄電池本体の型番の関係が分かる資料も必要です。期限を過ぎると、交付決定が取り消されます。
県の補助との併用と、関連する記事
市のページは、長野県の補助との併用は可能だと案内しています。県の補助の条件は別なので、申請の前に県のページでも確かめます。
国の補助の最新状況は蓄電池の補助金の現状で確認できます。
- 長野県の補助:長野県内の蓄電池補助
- すでに太陽光がある家に蓄電池を足す条件:蓄電池を後付けする条件
- 申請と契約の順序の違い:蓄電池補助金は契約の前に申請する?
- 他の自治体との並べ方:国・都道府県・市区町村の補助金の比較
よくある質問
Q塩尻市の蓄電池補助は、いまも申請できますか?
A令和8年度の受付は、2026年9月29日に終わりました。市のページに「令和8年度の補助金受付は終了しました」と書かれています。次の年度の制度は、市のページで公表されたときに確かめます。
Q補助額は蓄電池の容量で変わりますか?
A変わりません。蓄電池は、4キロワットアワー以上であれば1件につき定額10万円です。同じ設備への交付は、同じ年度内に1回限りです。
Q卒FITで売電をやめた家でも対象になりますか?
A売電の有無は問われません。市のページは、令和8年度から固定価格買取制度(FIT)で売電するという要件はなくなったと書いています。ただし太陽光のない家は対象になりません。蓄電池の要件は、太陽光発電設備と常時接続していて、その電気を充放電して住宅で使えることです。
Q長野県の補助とは併用できますか?
A市のページは、県の補助金との併用は可能だと案内しています。県の補助の条件は別なので、県のページでも確かめます。
蓄電池の記事は蓄電池の記事一覧(選び方・設置の手続き・運転・安全・補助金別)から目的別に探せます。
本記事は一般的な情報提供で、補助の可否・金額を保証するものではありません。制度は予算・要綱の改定で変わるため、契約や申請の前に塩尻市の最新ページで確認してください。特定の施工業者・製品を推奨するものではなく、電気工事の設計・実施には関与しません。