鳥取県の伯耆町・南部町・三朝町は、令和8年度に家庭用蓄電池の補助を出していますが、額の決め方がそれぞれ違います。伯耆町は1件あたりの定額、南部町と三朝町は容量1kWhあたりの単価です。

出典:伯耆町「伯耆町家庭用発電設備等導入推進補助金」(伯耆町行政サイトの課のページ、2026年8月27日更新)、南部町「令和8年度南部町家庭用発電設備等導入推進補助金について」、三朝町「三朝町住宅用太陽光発電システム等設置費補助金について(令和8年度)」

3町の補助を並べる

項目伯耆町南部町三朝町
蓄電池の額1件あたり20万円(蓄電池とV2Hは同じ枠)FIT・FIPの認定を受けない太陽光と接続:1kWhあたり10万円(上限65万円)。認定を受ける太陽光と接続:1kWhあたり7.5万円(上限40万円)。20kWh以下1kWhあたり7万円、上限40万円。総事業費の3分の1が上限
受付2026年6月1日から12月28日。先着順で、募集12件に達し次第終了2026年5月12日から2027年1月29日。予算に達した時点で終了補助対象期間は2026年4月1日から2027年2月28日
残りの目安(町のページ)蓄電池等の残り6件(2026年8月27日更新)記載なし予算残額250万円(2026年8月19日現在)
国の補助との併用ページに記載なし同じ設備を対象とする国の補助金とは併用不可ページに記載なし

1kWhあたりの単価は南部町が最も高く、容量の大きい蓄電池ほど差が出ます。ただし上限があるため、容量が大きくなると頭打ちになります。次の表は、各町の式を当てはめた目安です。

蓄電池の容量伯耆町南部町(FIT認定ありの太陽光と接続)三朝町(総事業費の3分の1が上限を超えない場合)
5kWh20万円37.5万円35万円
7kWh20万円40万円(上限)40万円(上限)
10kWh20万円40万円(上限)40万円(上限)

三朝町は、総事業費の3分の1を超えない額が上限です。事業費が低いと、表の額より少なくなります。

補助を受けた場合の年間差額と単純回収年数は、卒FIT後の選択肢比較シミュレーターで概算できます。

卒FITの家が確かめる点

伯耆町の対象者は、町内に住所があり、自分が住む住宅に設備を付ける人です。同じ世帯が過去にこの補助を受けていると対象外ですが、蓄電池またはV2Hを付ける人で、過去に太陽光を付けるときにこの補助を受けた人は除かれます。つまり、太陽光の補助を受けた家が、あとから蓄電池で申請する道が書かれています。

南部町は、蓄電池の区分が「FIT・FIPの認定を受けない太陽光発電システムと接続する場合」と「認定を受ける場合」に分かれます。FIT期間を終えた卒FITの太陽光が、どちらの区分に当たるかは、町のページに書かれていません。申請の前に町民生活課へ確かめます。

三朝町は、蓄電池を10キロワット未満の太陽光発電システムと連系するものと定めています。すでにある太陽光との組み合わせが認められるかは、ページに書かれていません。町民課町民環境係へ確かめます。

共通する条件と順序

  • 県内の事業者に発注し、県内の事業者が工事すること(3町とも)
  • 着工の前に申請すること(南部町は着手済みの工事が対象外、三朝町は着工前であることが条件)
  • 南部町は町税の完納が条件で、同じ世帯の全員が完納している必要があります。実績報告は2027年2月末までです
  • 伯耆町は受付初日(6月1日)に持参された申請者が募集件数を上回ると、午後2時に抽選をします

三朝町には「着手届」「完了届」「実績報告書」の様式があり、着工の前後で出す書類が分かれています。伯耆町の細かい要件は、町のページが案内する要綱とQ&Aで確かめます。

よくある質問

Q3町の補助は、どれも同じ仕組みですか?

A違います。伯耆町は蓄電池1件につき定額20万円、南部町は太陽光の区分ごとに1kWhあたりの単価と上限が変わり、三朝町は1kWhあたり7万円で上限40万円かつ総事業費の3分の1までです。

Q県外の業者に頼んでも対象ですか?

A3町とも、県内の事業者に発注し、県内の事業者が工事することが条件です。三朝町は県内に本店または支店等がある事業者、伯耆町は県内の事業者で、書類上の発注先が県外の本社等になる場合は担当事業所が県内であることを証明する書類を付けます。

Q工事を始めたあとでも申請できますか?

Aできません。南部町は「既に工事着手している場合は対象となりません」、三朝町は「着工前であること」としています。

Q国の補助と一緒に使えますか?

A南部町は、同じ設備を対象とした国の補助金とは併用できません。伯耆町と三朝町のページには、この点が書かれていません。国の補助を使う予定がある場合は、申請の前に各町の窓口で確かめます。

Qいま申請できますか?

Aページごとに更新日が違います。伯耆町は先着順で、2026年8月27日時点の蓄電池の残りは6件、三朝町は2026年8月19日時点の予算残額が250万円でした。南部町は予算に達した時点で終了します。申請の前に各町へ残りを確かめます。

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本記事は一般的な情報提供で、補助の可否・金額を保証するものではありません。制度は予算・要綱の改定で変わるため、契約や申請の前に各町の最新ページと要綱で確認してください。特定の施工業者・製品を推奨するものではなく、電気工事の設計・実施には関与しません。

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