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電気の使用量は月ごとに違い、環境省の調査では1月と2月がそれぞれ年間の11%で最も多くなっています。最も少ない6月は6%です。

年間の使用量だけで試算すると、冬の月の使用量を少なく見積もることがあります。ここでは全国平均の月別の形を、表で確認します。

月ごとの割合と使用量の目安

環境省は、電気による年間のCO2排出量を月ごとの割合で示しています。年間の電気の使用量は全国平均で3,911kWhです。割合を掛けると、月ごとのkWhの目安が出ます。

月年間に占める割合使用量の目安(kWh)
4月8%約310
5月7%約270
6月6%約230
7月7%約270
8月9%約350
9月9%約350
10月7%約270
11月7%約270
12月8%約310
1月11%約430
2月11%約430
3月10%約390

出典:環境省「令和5年度 家庭部門のCO2排出実態統計調査 資料編(確報値)」図1-39(電気の月別CO2排出構成比)、環境省「家庭でのエネルギー消費量について」(電気3,911kWh)

割合は環境省が整数で示した電気のCO2排出量の月別構成比で、使用量の割合そのものではありません。年内の排出係数が一定なら、CO2の割合は使用量の割合と同じになるとみなして、3,911kWhに掛けました。kWhは10kWh単位に丸めた目安で、環境省が月別のkWhを公表した値ではなく、前後に数十kWhの幅があります。調査期間は2023年4月から2024年3月です。

1月・2月は6月の約1.8倍

1月と2月の使用量の目安は約430kWhで、最も少ない6月(約230kWh)の約1.8倍です(割合は11%と6%)。8月と9月は各9%で、同じ夏でも6月・7月より多くなっています。

12月から3月までの4か月の割合を足すと、電気では8%、11%、11%、10%の計40%です。環境省の概要では、電気・都市ガス・LPガス・灯油を合わせたCO2排出量の約45%がこの4か月に出ると説明しています。

出典:環境省「令和5年度 家庭部門のCO2排出実態統計調査 結果について(確報値)」(CO2排出量の季節変化)

月別の形を試算に使うときの注意

自宅の月別に置き換える手順

  1. 直近12か月分の検針票または契約先の会員サイトで、月ごとの使用量(kWh)を書き出します。
  2. 12か月分を合計し、各月の使用量を合計で割って、自宅の月別の割合を出します。
  3. 表の割合と並べ、自宅で多い月・少ない月がずれていないかを見ます。
  4. 蓄電池や売電の収支は、自宅の使用量を入れて卒FIT比較シミュレーターで比べます。

まとめ

  • 全国平均では、1月と2月が年間の電気使用量の各11%で最も多く、6月が6%で最も少なくなります。
  • 月別のkWhは、年間3,911kWhに割合を掛けた目安です。
  • 12月から3月の4か月で、電気の年間使用量の約4割を占めます。
  • 自宅の試算には、12か月分の検針票の月別の数字を使います。

よくある質問

Q電気の使用量が最も多い月は、いつですか?

A環境省の令和5年度調査(2023年4月〜2024年3月)では、電気の年間のCO2排出量に占める割合が最も高かったのは1月と2月の各11%でした。次に多いのは3月の10%、8月と9月の各9%です。全国の平均であり、地域や世帯で月は異なります。

Q月別の使用量は、年間の使用量からどう計算しますか?

A年間の使用量に、月ごとの割合を掛けます。全国平均の3,911kWhに1月の11%を掛けると約430kWhです。割合は整数に丸められているため、計算結果は目安にとどまります。

Qこの月別の割合は、自宅の検針票と同じ形になりますか?

A同じになるとは限りません。調査は全国の世帯の平均で、地域・世帯人数・暖房の方式で月ごとの形は変わります。自宅の12か月分の検針票の月別使用量を、表の割合と比べて確認してください。

本記事は環境省の公開統計にもとづく一般的な情報提供で、投資・税務の助言や特定の事業者・製品の推奨ではありません。表の値は全国の平均を換算した目安で、個々の家庭の使用量とは異なります。購入や設置の判断は、見積書と契約先の案内を優先してください。