北海道で家庭用蓄電池の補助を確認できたのは札幌市の制度で、蓄電池は1kWhあたり1万6千円、上限6万4千円です。道は個人に直接払わず、補助を行う市町村を支援する立場です。札幌市の令和8年度は第2回の募集が11月4日まで続いています。

この記事は道の仕組みと札幌市の蓄電池分だけを扱います。道内の他の市町村は、道の一覧で補助の有無を確かめます。他の都道府県との比較は国・都道府県・市の補助金の比較、国の補助金の受付状況は蓄電池の国の補助金の現状で見られます。リースで設置する場合の札幌市の補助は札幌市のリース・PPA補助にあります。

出典:札幌市「再エネ省エネ機器導入補助金制度」(2026年9月3日更新)、北海道「住まいのゼロカーボン化推進事業」(いずれも2026-10-15確認)

道の制度は市町村を支援する仕組み

道の「住まいのゼロカーボン化推進事業」は、北方型住宅ZEROの新築、省エネ改修、太陽光パネルや蓄電池などの設備導入に補助を行う市町村を、道が支援する事業です。市町村が申請する事業で、道民や事業者は直接申請できません。

道のページには、この事業を活用している市町村の一覧(令和8年度、2026年9月4日時点)があります。補助の詳細は各市町村に問い合わせる形です。住んでいる市町村が一覧にあるかが、最初の確認点になります。

札幌市の蓄電池補助の金額と機器条件

項目内容
補助額蓄電池容量1kWhあたり1万6千円(上限6万4千円)
太陽光との接続既設または新設の太陽光発電設備(合計出力1.5kW以上)と接続すること
製品リチウムイオン蓄電池を使った製品(鉛蓄電池のみの製品は対象外)。容量2.0kWh以上
充電方式太陽光のパワーコンディショナーに直接接続し、コンセントから充電しないもの
購入費用蓄電池本体が1台あたり10万円以上(税抜き)
その他未使用品、北海道電力ネットワークの系統に連系できること、メーカー指定の環境条件に設置すること

上限が6万4千円なので、容量が4kWhを超えても補助額は変わりません。2026年2月7日以降に設置が完了した機器が対象です。同じ制度の太陽光は1kWあたり2万円(上限13万9千円)です。

寒冷地での設置環境は、メーカー指定の環境条件に合わせる必要があります。置き場所の考え方は蓄電池の設置環境、低温時の性能の見方は低温・寒冷地での蓄電池で整理しています。

蓄電池を足した場合の年間差額と単純回収年数は、卒FIT後の選択肢比較シミュレーターで概算できます。

募集期間と手続きの流れ

募集申込み期間(郵送必着)抽選予定日状況
第1回2026年5月7日〜7月8日7月22日終了(全件受理、抽選なし)
第2回2026年9月1日〜11月4日11月18日受付中
  • 抽選:応募額が予算額を超えた場合だけ抽選を行い、超えなかった場合は全員が当選です。
  • 追加募集:第2回の終了後は、予算に余剰がある場合のみ先着順で追加の募集があります。
  • 完了届:「機器を取得した日の翌日から90日後」と「抽選予定日の翌日から90日後」の遅い方が期限で、2027年2月5日を過ぎる場合は2月5日が期限です(郵送の消印有効)。
  • 問い合わせ:再エネ省エネ機器導入補助金受付係(電話 011-700-0699、平日10:00〜17:30)です。

募集開始前に出した申込書は受け付けられません。この記事では、申込者の資格要件や併用の可否までは確認していません。申込方法・記入ガイドと要綱は札幌市のページにあります。

蓄電池を後付けするときのFIT上の届出は卒FIT後の事前変更届出、消防署への届出は蓄電池の消防署への届出、後付けできる条件は蓄電池を後付けする条件で整理しています。

よくある質問

Q北海道に、個人向けの蓄電池補助はありますか?

A道の公式ページにある「住まいのゼロカーボン化推進事業」は、太陽光パネルや蓄電池などの設備を導入する人に補助を行う市町村を、道が支援する事業です。市町村が申請する事業で、道民や事業者は直接申請できないと書かれています。補助の有無は住んでいる市町村で確かめます。

Q札幌市の蓄電池補助は、蓄電池だけで申し込めますか?

A申し込めません。札幌市の機器条件では、既設または新設の太陽光発電設備(合計出力1.5kW以上)と接続することが条件です。さらに、太陽光のパワーコンディショナーに直接接続し、コンセントから充電しない製品が対象です。

Q札幌市の補助額は、容量が大きいほど増えますか?

A容量1kWhあたり1万6千円ですが、上限は6万4千円です。上限があるため、4kWhを超える容量でも補助額は増えません。

Q第2回の募集で、応募が多いと抽選になりますか?

A応募額が予算額を超えた場合だけ、抽選で補助金の交付予定者を決めます。超えなかった場合は抽選を行わず、全員が当選となります。第2回の抽選予定日は11月18日です。

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補助の可否・金額を保証するものではありません。制度は予算・要綱の改定で変わるため、申込み前に札幌市や住んでいる市町村の最新ページで確認してください。

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