所沢市の蓄電池補助は、蓄電容量1kWhあたり3万円で、上限は24万円です。FITの認定を受けた設備でも、非FITでも、蓄電池の申請ができます。
申請は設置後で、年4期の受付のうち、残りは11月と2月の2期です。ただし、補助金は年度に1回しか申請できず、予算に達すると次の期の受付もなくなります。他の自治体との比較は国・都道府県・市区町村の補助金比較で見られます。
出典:所沢市「令和8年度【家庭用】創エネ・蓄エネ「所沢市スマートハウス化推進補助金」のご案内」(市の更新日は2026年10月2日)、同「家庭用創エネ・蓄エネ機器導入パンフレット」(PDF)、同「よくある質問」(PDF)(いずれも2026-10-16確認)
補助の対象と条件
| 項目 | 市の資料の内容 |
|---|---|
| 対象になる人 | 自ら居住する市内の住宅に工事をする人。申請時にその場所へ住民登録があり、請求時に市税等の滞納がないこと。法人での契約とリース契約は申請できない |
| 蓄電池の条件 | 新品で、国の補助事業の対象機器として環境共創イニシアチブ(SII)に登録されているリチウムイオン電池 |
| 対象になる取得日 | 領収日が令和8年4月1日から令和9年3月19日。分割払いなら最後の領収日で判定 |
| 申請の時期 | 設置後 |
| その他 | 同じ補助対象物について、市の他の補助を受けないこと |
取得日は、請求書の発行日ではなく、領収書に書かれた領収日です。最初の支払いが令和8年4月より前でも、最後の領収日が令和8年4月1日以降なら申請できると、市のよくある質問に書かれています。
補助額は1kWhあたり3万円、上限24万円
蓄電池の補助額は、蓄電容量(kWh)に3万円を掛けた額で、上限は24万円です。
| 蓄電容量 | 容量×3万円 | 補助額 |
|---|---|---|
| 5kWh | 15万円 | 15万円 |
| 8kWh | 24万円 | 24万円(上限) |
| 12kWh | 36万円 | 24万円(上限) |
上限の24万円に届くのは、8kWh以上の場合です。上の表は計算の仕組みを見るための仮の例で、実際の容量はSIIの登録の数字で確かめます。
市の資料には、補助金額の最大33%までの加算が書かれています。18歳未満の子を含む三世代の同居で補助金額の10%、市に登録した小規模事業者(従業員20名以下の市内事業者)での工事で3%、再生可能エネルギー比率50%以上の電力プランの利用で20%です。電力プランの比率は、自宅の太陽光で賄う電力とは関係ありません。
国や県の補助金との併用は、非FITの太陽光と蓄電池の項目を除き、要件を満たしていれば可能と市のよくある質問に書かれています。国の補助金の内容については、市では答えないため、国の窓口に確かめます。国の蓄電池補助は蓄電池の補助金の現状にまとめています。
蓄電池を足した場合の年間差額と単純回収年数は、卒FIT後の選択肢比較シミュレーターで概算できます。補助金は試算に含まれません。
申請の時期は残り2期
設置後に申請する項目は、令和8年度に年4期の受付があります。蓄電池は、この設置後の申請に当たります。
| 期 | 受付期間 | いま |
|---|---|---|
| 第1期 | 令和8年6月1日から6月30日 | 終了 |
| 第2期 | 令和8年9月1日から9月30日 | 終了 |
| 第3期 | 令和8年11月2日から11月30日 | 受付前 |
| 第4期 | 令和9年2月1日から3月19日 | 受付前 |
第3期に間に合わせるには、工事、支払い、引き渡しを11月30日までに終える必要があります。領収日が令和9年3月19日までのものが対象なので、第4期も使えます。
- 先着順:申請額が予定額に達した時点で、受付を終了します。
- 予算は年度で1つ:期の途中で予算に達すると、次の期の受付はありません。市は予算の残額を公表していません。
- 年度に1回:エコハウス、創エネ・蓄エネ機器は、全項目を合わせて年度に1回の申請です。書類がそろってから、全項目を同時に出します。
- 提出先:市役所5階のマチごとエコタウン推進課の窓口か、郵送です。郵送の申請日は、消印ではなく、課に届いた日になります。
- 代理申請:業者による代理申請もでき、委任状を出します。
市は、令和8年9月30日の第2期終了時点の執行率を「集計中」としています。非FITの太陽光と同時に設置する蓄電池の項目は、予算に達して6月1日に受付を終えています。FIT認定の蓄電池の項目は、引き続き受け付けています。
卒FITの家庭が確かめる順番
- 1. 住まいの確認:自分が居住する市内の住宅で、住民登録があるかを確かめます。
- 2. 機器の確認:候補の蓄電池が、SIIに登録された製品かと、登録の容量を確かめます。
- 3. 工事の時期:領収日が第3期の11月30日までか、第4期の3月19日までかを、販売店と決めます。
- 4. 蓄電池の届出:蓄電池を足す前に、FIT上の事前変更の届出が必要かを確かめます。詳しくは卒FIT後の事前変更届出に書いています。
- 5. 後付けの条件:パワーコンディショナーとの相性などは蓄電池を後付けする条件で確かめます。
- 6. 見積りの比較:見積りは容量あたりの価格で並べると比べやすくなります。比べ方は販売店の見積りを確かめる手順が参考になります。
同じ設置後の申請の例は岡山市の蓄電池補助と大分市の蓄電池補助に、工事前に交付決定を待つ方式の例は四日市市の蓄電池補助に書いています。埼玉県の制度は埼玉県の蓄電池補助で確かめられます。
よくある質問
QFIT認定を受けた太陽光のある家でも、蓄電池の補助は申請できますか?
A申請できます。市のページには、太陽光発電システムと蓄電池は、FITと非FITのどちらでも申請可能と書かれています。非FITの太陽光と同時に申請する蓄電池は別の項目で、契約前かつ着工前の申請が必要です。
Q今から申請できる時期はいつですか?
A設置後に申請する項目は、年4期に分かれています。第1期(6月)と第2期(9月)はすでに終わり、残りは第3期(令和8年11月2日から30日)と第4期(令和9年2月1日から3月19日)です。
Q蓄電池の補助は、設置の前に申請しますか、あとですか?
Aあとです。市のパンフレットでは、蓄電池(リチウムイオン電池)の申請時期は設置後と書かれています。市のよくある質問には、工事、支払い、引き渡し、住民登録がすべて済んだ段階で申請するとあります。
Q施工業者は市内の会社でないといけませんか?
Aいいえ。市のよくある質問には、市内でも市外でも、どちらの業者の施工でも対象になると書かれています。市に登録した小規模事業者を利用すると、補助金額に加算があります。
Q予算が途中でなくなったらどうなりますか?
A市のよくある質問では、予算は年度を通して1つで、期の途中で予算に達した場合は、次の期の受付はありません。市は予算の残額を公表していないと、ページに書いています。
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本記事は一般的な情報提供で、補助の可否・金額を保証するものではありません。制度は予算・要綱の改定で変わるため、契約や申請の前に所沢市の最新ページと案内で確認してください。特定の施工業者・製品を推奨するものではなく、電気工事の設計・実施には関与しません。