大阪市の家庭用蓄電池の補助は1kWhあたり3万円、上限30万円で、国のDR家庭用蓄電池事業の交付決定を受けた大阪市内の住戸が対象です。受付は2027年1月8日正午までですが、予算がなくなり次第終了します。
この記事は大阪市の蓄電池分だけを扱います。他の地域との比較は国・都道府県・市の補助金の比較、国の補助金の受付状況は蓄電池の国の補助金の現状、国のDR補助金で申請者が約束する内容はDR補助金の約束内容で見られます。
出典:大阪市 報道発表資料「令和8年度省エネ・省CO₂加速化支援事業費補助金」(2026年8月6日発表)、大阪市省エネ補助金事務局「住宅等の脱炭素化促進事業」、対象事業4 公募要領(2026年8月)、大阪府「府内市町村の省エネ・再エネに関する支援制度」(いずれも2026-10-15確認)
補助額と上限の計算
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助額 | 蓄電池1台につき3万円×蓄電容量(初期実効容量kWh) |
| 上限 | 1申請あたり30万円 |
| 国の補助との関係 | 補助対象経費から国の補助額を引いた実質負担額が補助額を下回る場合は、その実質負担額が最終的な補助額 |
| 端数 | 1,000円未満は切り捨て |
| 重複申請 | 国と同様、できません |
上限が30万円なので、10kWhを超える容量でも補助額は変わりません。補助対象経費は設備費と工事費(税抜き)です。
蓄電池を足した場合の年間差額と単純回収年数は、卒FIT後の選択肢比較シミュレーターで概算できます。
対象になる条件
- 国の交付決定:国の「令和7年度補正DR家庭用蓄電池事業」(SIIとDNPが実施)に交付申請し、交付決定通知を受けていることが前提です。事務局のページには、国の公募はすでに終了しているため、交付決定を受けた方のみが対象と書かれています。
- 設備:大阪市内の住宅に新規で導入する蓄電池で、DRに対応できるものです。購入価格と工事費の合計が1kWhあたり12.5万円以下(税抜き)であることも条件です。
- 契約日:2026年4月1日以降に販売契約またはリース契約された設備です。
- リース:リース契約はリース料の減額などの金額が明確であることが要件で、補助金はリース会社に交付されます。
国の事業の要件は、国のページで確かめます。蓄電池を後付けするときの条件は蓄電池を後付けする条件、FIT上の届出は卒FIT後の事前変更届出で整理しています。
受付期間と申請の流れ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 交付申請期間 | 2026年8月10日(月)〜2027年1月8日(金)正午(予算がなくなり次第終了) |
| 申請する人 | 蓄電池を販売した事業者(交付申請と補助金の支払いの手続きを行う) |
| 交付先 | 蓄電池の需要家(購入者)またはリース契約会社 |
| 問い合わせ | 大阪市省エネ補助金事務局 専用ダイヤル 050-3669-0995(平日9:00〜17:00) |
事務局のページ(2026年9月30日現在)では、窓の断熱改修、給湯省エネ、DR家庭用蓄電池のいずれの事業も、申請状況は予算に対して10%未満と書かれています。ただし、予算がなくなれば要件を満たしていても交付されません。
この記事では、国の事業側の細かな要件や、DRの契約条件までは確認していません。詳細は公募要領と国の公募要領で確かめます。消防署への届出は蓄電池の消防署への届出で整理しています。
よくある質問
Q大阪市の蓄電池補助だけを単独で申し込めますか?
A申し込めません。大阪市の補助は国の補助事業に上乗せする仕組みで、国の「令和7年度補正DR家庭用蓄電池事業」の交付決定を受けた大阪市内の住戸が対象です。事務局のページには、国の公募はすでに終了していて、交付決定を受けた方のみが対象と書かれています。
Q補助額は容量に比例して増えますか?
A蓄電池1台につき3万円に初期実効容量(kWh)を掛けた額で、上限は1申請あたり30万円です。ただし、補助対象経費から国の補助額を引いた実質負担額が算出額を下回る場合は、その実質負担額が最終的な補助額になります。
Q申請は自分で行いますか?
A公募要領では、交付申請と補助金の支払いの手続きは、蓄電池を販売した事業者が責任をもって行う形です。申請する者の要件も、国の交付決定を受けた販売事業者等に対して定められています。購入前に、契約する事業者が対応するかを確認します。
Q大阪府にも家庭用蓄電池の補助はありますか?
Aこの記事では、府が個人に出す家庭用蓄電池の補助は確認していません。大阪府の「府内市町村の省エネ・再エネに関する支援制度」のページは市町村の制度をまとめたもので、大阪市の個人向けは「住宅等の脱炭素化促進事業補助金」と載っています。
府内の市では、高槻市の蓄電池補助が太陽光とセットで上限10万円、蓄電池だけで上限5万円です。
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本記事は一般的な情報提供で、補助の可否・金額を保証するものではありません。制度は予算・要綱の改定で変わるため、申込み前に大阪市と事務局の最新ページで確認してください。特定の施工業者・製品を推奨するものではなく、電気工事の設計・実施には関与しません。